小説 舞の楽園 ( 私は薫 )
- 2023/09/22
- 23:39
「 薫 」(18) <朝食の後・・> 翌朝、目が覚めると隣に素っ裸の今ちゃんが眠っているではないですか。『あっ、そうだ!思い出した・・・。わたしは今ちゃんの女になったのだわ』昨晩の今ちゃんに貫かれて女になったことを思い出したのです。夕べのことは私にとって、とても忘れられない夜になりました。彼は私のことを「薫」と優しく呼んでくれたのです。そして、彼の剛直で貫かれて、私は本当に彼の...
小説 舞の楽園 ( 私は薫 )
- 2023/09/21
- 23:02
「 薫 」(17)その肛門は男のものなど入ったことが無いのがハッキリと判るほどピッチリと締まっていて、綺麗な放物線を描いていた。その放射状の線を乱すのが惜しくなるほどの初物って言う感じだった。そのアヌスの僅か下向には、女には絶対にないこげ茶色のものがぶらさがっている。周囲の肌の色が白いだけにより黒茶色に見えるそれは平たくなって垂れ下がっていて、その向こう側に小さいピンクの亀頭が見...
小説 舞の楽園 ( 私は薫 )
- 2023/09/20
- 22:06
「 薫 」(16)俺は外では『私』を使っていたのだ。このような関係になったのだから、男らしく『俺』を使って欲しいと言うのだ。俺は依存が無い。頷いていた。『俺』には男らしさを感じると共に、『あたし』と言う彼女がますます女らしさを感じて、好きになっている。 彼女も俺に愛おしさを感じているようで、ソープ嬢のように泡だらけの丸っこい躯を密着させて俺の身体を擦り始めていた。狭い浴室ではある...
小説 舞の楽園 ( 私は薫 )
- 2023/09/19
- 22:30
「 薫 」(15)彼女はハッと我に返ったようであった。そしてパッと朱くなった。それからオズオズと言った。「これからは・・・2人だけのときは・・・薫と言う名前で呼んで欲しいの」彼女が考えていたことは、名前だったのだ。彼女は姓が「山路」で名が「薫」だから、女に相応しい名前を考えていたとみえる。彼女は小さい頃は両親から「薫」と呼ばれていたと言う。けれども、山ちゃんはこの「薫」という名前...
小説 舞の楽園 ( 私は薫 )
- 2023/09/18
- 23:29
「 薫 」(14)「でも恥ずかしい・・・」彼女は大いにテレているが、大将にお礼に行くことには賛成してくれた。・・・と言うよりむしろ、お礼に行かねばと思っているようであった。焚き付けてくれた大将には、俺達が結ばれたことを報告しに行くことを・・・この年になって恥ずかしがるとは・・・初心なんだなと思って俺は、今更ながら可愛いと思っていた。 「お風呂を沸かして来ますね・・・」このままここ...