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小説 舞の楽園 ( 転落の人生 )

         転 落 の 人 生   { 59 }   「わたくしをお手伝いとして雇って頂いてありがとうございます。ご遠慮なさらずにご 用を申し付けていただきとうございます」・・と言うことを忘れてはいません。「しかし・・それじゃ・・」社長さんの何か言いたげな、困った顔でした。 その夜社長さんは私を抱いた後、こんなことを申しています。「美子。その社長さんと言うのは止めてくれないか・・・?もう娘達...

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小説 舞の楽園 ( 転落の人生 )

         転 落 の 人 生   { 58 }   「娘たちは美子を家に入れることを賛成してくれたよ・・俺よりも年上だとはと ても見えない・・と驚いてもいた」 彼はそう言って、私を喜ばせていました。 娘さん達と別れてから、ホテルを取ろうとする彼を押し留めて、私の下宿にもう1泊し て頂くことにしたのです。 勿論その夜も、彼に2回も愛して頂いたのです。社長さん自身も驚くほど元気でした。  その翌...

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小説 舞の楽園 ( 転落の人生 )

         転 落 の 人 生   { 57 }   「娘達は『判った・・』と言ってくれている。けれども・・お前を『お母さんとは呼 べない』と言っているんだ・・」 「『その人は美子さんと言うのね。美子さんに会ってからだわ・・』とも言っている」 「明日、娘達が俺の決めたアパートに来て、最終的に契約をするんだ。その時に娘達に会 ってはくれまいか・・?」 「ちょっと早いかも知れんが・・こう云うこと...

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小説 舞の楽園 ( 転落の人生 )

         転 落 の 人 生   { 56 }      それから5日後、社長さんから私の携帯に連絡が入りました。 「今晩行くよ・・。もし構わなければ・・美子のところに泊めて欲しいのだが・・」 今まで、私は6帖とユニットバスと小さなキッチンが付いた下宿には、男の人を入れた ことがありません。 結婚は女として憧れてはいますが、出来ないことは判っております。 しかし・・最愛の彼はもう他人ではあ...

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小説 舞の楽園 ( 転落の人生 )

         転 落 の 人 生   { 55 }   「わたくしも社長さんが大好きよ。でも・・わたくしのような女を。いえ、女になり 切っていない男を・・それも身を売っているような男を・・」 そこまで言うと、涙が溢れて来て後が続かないのです。 悲しくってではありません。嬉しくってでも無いのです。なにか、もったいないと言う気 持ちでした。 今まで生きて来まして辛くて涙をしたことはたくさんありまし...

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Author:舞
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