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小説 舞の楽園 ( オトコとオンナの関係 )

    
         オトコとオンナの関係    ( 3 )
   「いいわ。いいのよ・・!早苗。とっても・・とっても・・いいのよ・・」
 聞き覚えのある声で、それも甘い声で、確かに「いい・・」と言っております。しかも
 早苗と・・言っております。
 聞き間違えでは無いかと思った僕は立ち竦んでしまったのです。
 「あっ・・抜いちゃぁ・・イヤ。抜かないデェェ・・」
 又、襖の向こうから、切ないような声が聞こえて来ます。今度の声はチョット大きな声
 で父の声でした。 誰かに甘えているような父の高い声です。
 『SEXをしている・・』と瞬間的に僕は思いました。しかし・・?と考え直していま
 した。
 父の甘い声は入れている側の男の声では無くって、入れられている側の女の甘い声だ
 ったのです。雰囲気でSEXをしているかどうかは・・判るものです。
 しかも・・自分のことを早苗と言っております。


  僕も人並みに女の人と恋愛をしたことはあります。
 大学生になって3回ほどですがSEXもしたことはあります。
 その同級生の女の子とは別れてしまいました。振られたと云うよりも、相ての女の子
 が大学を途中で辞めて帰ってしまったからです。それっきりになってしまいました。
 2人共若かった所為か、女の子も声を出させるまでにはいかなかったのです。

  『お父さんが早苗になっている・・男の人に入れられているんだ・・』と思ったの
 です。
 そう考えると『男と男のSEXではないのか・・?』と考えるのが当然ですよね。
 『男と男のSEXって云うと、如何やって入れているのか・・』と言うことまでは
 考えてもいませんでしたが、「お父さんが女になっている・・」と言うことはショッ
 クでした。
 そう悟った時に何故か知れませんが、僕の頭の中にカーと血が登ってしまったの
 です。
 下腹部に血が集まっていたかも知れません。

  扉の前に佇んでいた僕は引き戸を思い切って開けたのです。
 そこで見たものは・・男と絡んでいる父の姿では無く、見慣れた布団の上で仰向け
 に寝て、両脚を上げて広げて、肛門に茶褐色の大きなバイブレーターを挿入した父
 の姿でした。
 しかも・・僕のいる位置は父の真正面でしたので、白いお尻の下に枕を引き込んだ
 分だけお尻が上がっている姿でした。バイブがジージーとクネッテいました。
 そこで見てしまった父の白裸は決して卑猥なものでは無く、むしろ美しいとさえ僕
 には感じられました。
 けれども・・アヌスにバイブを入れている父の、否、女になった父の姿を見た若い
 僕の下半身は瞬時に跳ね上がったのです。(つづく)


  
  
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コメント

No title

読んでいて面白いな。
そう感じる官能小説もなかなかないと思います。
それぐらい毎回楽しく読ませていただいておりますよ。
(∩´∀`)∩


テーマやネタですか。。。
確かに官能小説はネタ不足に陥りがち・・・。
・・・というのは聞いたことありますが。
私の場合は、ってことに関して言えば。
やっぱり「勉強」ですかねえ。

ほら、今、私は解決シリーズを掲載しております。
それには現実の事件を参考にしていて、
それを解決シリーズに当てはめて小説を書いています。
今掲載している事件に関しては、
実際にあった事件を解決さんに追体験している、
・・・という感覚で描いております。
具体的に言うと、捜査線上に浮かんだ容疑者が交通事故で死亡したのは事実なんですよ。



だから、なんだろう。
官能系の漫画や小説を沢山読もう!!
リアルの性事情の情報収集をしよう!!
・・・って話なんだと思います。
そこから、自分の気に入るネタが一つぐらいは見つかると思います。
人並のコメントですいません。。。

LandMさん

 いつもお読みいただいてありがとうございます。
LandMさんの小説は実際にあった事件ですか?
そうでしね。やっぱり勉強ですかね?
リアルの事件や性事情を勉強します。
ではまた・・
              舞

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Author:舞
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