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小説 舞の楽園 ( メール )

      メール  -4 もしここで有香のその恥ずかしい申し出を断ってしまったら、娘は恥ずかしさに、もう一生涯口を聞いてくれることは無いような気がしたのです。「いい娘ね。舞ちゃんは・・そのまま待っているのよ」娘の有香は、いえ有香女王様はちょっと恥ずかしげに笑うと、やや安心したように言いました。そして、わざとのようにスカートを翻して出て行ったのです。恥ずかしがっている様子がありありでした。舞はツル...

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小説 舞の楽園 ( メール )

間違えました。コレアメールの2です。       メール  -2 まず、ネットの「女装クラブ」で親しくなってメールをやり取りしている純さんのメールを開きます。お返事のメールを打ちました。純さんは九州の人で女装を完璧にこなすそうです。メールで親しくして頂いております。お会いしたことはもちろんありませんが、趣味が似ているのでメールは女言葉で、時には際どい会話をしています。「今、女をしてるのよ・・・」純さん...

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小説 舞の楽園 ( メール )

      メール  -3 「お父さんのメールのやり取りを悪いと思ったんだけど、全部見ちゃったわ。お母さんが死んでから、有香の前ではお父さんは変らなかったけれども、お父さんも内面性を持った人間だと分かったの・・・」<メールのやり取りを全部見られてしまった>私は愕然としたのです。だって、メールには舞の欲望がストレートに載っているのです。<メールを消して置けば良かった>と思いましたが、後のまつりです。...

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小説 舞の楽園 ( メール )

        メール  -1   私は舞と申します。ううんっ、本当の名前は舞人と言うのですが。メールを打つ時等などは舞と言う名前を使っているのです。だって、舞人って名前は男みたいじゃありませんか?舞って言うと女みたいでしょう?本当のことを言うと、会社にお勤めしている48歳のさえない男なんです。でも、ネカマじゃありません。(・・と思っています。)ネカマって云うのはインターネットを使って女に成りすま...

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小説 舞の楽園 ( 転落の人生 )

         転 落 の 人 生   { 60 }   「お箸をわたしが出すから・・箸置きをお願い!その下の引き出しに入っているわよ」 そう言われて戸棚の引き出しを開けますと、色の違うお箸が入っています。個人個人が違 ったお箸を使用しているようです。 『どれが・・明人さんのなのかしら・・?これも・・覚えなくちゃ・・』と思いながら脇 にある箸置きを取り出しました。 それをお盆に乗せ、台所と続き部...

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小説 舞の楽園 ( 転落の人生 )

         転 落 の 人 生   { 59 }   「わたくしをお手伝いとして雇って頂いてありがとうございます。ご遠慮なさらずにご 用を申し付けていただきとうございます」・・と言うことを忘れてはいません。「しかし・・それじゃ・・」社長さんの何か言いたげな、困った顔でした。 その夜社長さんは私を抱いた後、こんなことを申しています。「美子。その社長さんと言うのは止めてくれないか・・・?もう娘達...

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小説 舞の楽園 ( 転落の人生 )

         転 落 の 人 生   { 58 }   「娘たちは美子を家に入れることを賛成してくれたよ・・俺よりも年上だとはと ても見えない・・と驚いてもいた」 彼はそう言って、私を喜ばせていました。 娘さん達と別れてから、ホテルを取ろうとする彼を押し留めて、私の下宿にもう1泊し て頂くことにしたのです。 勿論その夜も、彼に2回も愛して頂いたのです。社長さん自身も驚くほど元気でした。  その翌...

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小説 舞の楽園 ( 転落の人生 )

         転 落 の 人 生   { 57 }   「娘達は『判った・・』と言ってくれている。けれども・・お前を『お母さんとは呼 べない』と言っているんだ・・」 「『その人は美子さんと言うのね。美子さんに会ってからだわ・・』とも言っている」 「明日、娘達が俺の決めたアパートに来て、最終的に契約をするんだ。その時に娘達に会 ってはくれまいか・・?」 「ちょっと早いかも知れんが・・こう云うこと...

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小説 舞の楽園 ( 転落の人生 )

         転 落 の 人 生   { 56 }      それから5日後、社長さんから私の携帯に連絡が入りました。 「今晩行くよ・・。もし構わなければ・・美子のところに泊めて欲しいのだが・・」 今まで、私は6帖とユニットバスと小さなキッチンが付いた下宿には、男の人を入れた ことがありません。 結婚は女として憧れてはいますが、出来ないことは判っております。 しかし・・最愛の彼はもう他人ではあ...

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小説 舞の楽園 ( 転落の人生 )

         転 落 の 人 生   { 55 }   「わたくしも社長さんが大好きよ。でも・・わたくしのような女を。いえ、女になり 切っていない男を・・それも身を売っているような男を・・」 そこまで言うと、涙が溢れて来て後が続かないのです。 悲しくってではありません。嬉しくってでも無いのです。なにか、もったいないと言う気 持ちでした。 今まで生きて来まして辛くて涙をしたことはたくさんありまし...

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小説 舞の楽園 ( 転落の人生 )

         転 落 の 人 生   { 54 }   「あ~・・あっ。はあっ・・アアア・・l 社長さんの激しい突き上げにも痛みは感じなくいる私は深い快感を感じています。 アヌスはそれは敏感になっていて、枕の上で身悶えをしまくっていたのです。 「ああ・・もう・・もう」 触られてもいないと云うのに、私のクリはスッカリと起ち上りお腹には透明な先走りの 液体を擦り付けているのです。こんなことはこの7...

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小説 舞の楽園 ( 転落の人生 )

         転 落 の 人 生   { 53 }   「あっ。スカートが・・スカートがシワになっちゃうぅ・・待って・・」 「美子のこの白さが・・俺を狂わせるんだ・・」 社長さんの大きな身体に覆い被されて、紺のスカートがシワになるのを気にしている私の 白いレースのパンティは剥ぎ取られています。 彼の眸はランランと輝いていて、枕を腰の下に敷かれた真っ白な下腹部はもう隠しようが ありません。スカー...

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小説 舞の楽園 ( 転落の人生 )

         転 落 の 人 生   { 52 }   「女房は5年前に死んだ!膵臓癌だった・・」 「ゴメンナサイ。悪いことを聞いてしまったようで・・」 社長さんは肩を落としてそう言いました。私は謝っています。 「女遊びを始めたのはそれからなんだ・・」 前を向いて暫く奥様のことを思い出しているようでしたが、切り出したのです。 「バーやクラブの女とも寝た!Mの娘を縛りもした・・!特にそのMの女とは...

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小説 舞の楽園 ( 転落の人生 )

         転 落 の 人 生   { 51 }   その時の私の声はこういう商売の時に使うオカマ男の声ではありませんで、永年使っ  っている女の声でした。 社長さんは私の勘違いのポーズに、一瞬「エッ・・」と言う顔をしました。 「ウン。今週はこのホテルに2泊する積りなんだ。明後日の午後に帰る積りなんだ。一緒 に来るかい・・?」 流石は経営者です。その時の私の表情から、空気を読むことが出来るの...

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小説 舞の楽園 ( 転落の人生 )

         転 落 の 人 生   { 50 }   社長さんもコーヒーを飲んでチョットお話をして、彼の予約をしてあるお部屋に入り ました。 8階のそのお部屋は晴れていれば富士山が綺麗に見えるそうです。広々としたスィートル -ムでダブルのベッドと応接セットがありました。 「待っていてくれたんだね・・」 お部屋に入るとまだ扉が閉まらないうちに、私は抱き寄せられてルージュを塗った唇を奪 れていま...

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小説 舞の楽園 ( 転落の人生 )

         転 落 の 人 生   { 49 }   通りを渡ったところにある喫茶店でモーニングを食べました。 社長さんがお出しになった名刺の裏に携帯電話の番号を書いております。 「ここに電話をしてくれる?東京に出て来る仕事が増えそうなんだ・・。また、美子と 合いたいんだ・・」 社長さんのお顔を見ますと、赤くなっておりました。まるで恋をしているのか・・と思 うほどです。 「1か月ぐらいしたら...

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小説 舞の楽園 (転落の人生 )

         転 落 の 人 生   { 48 }   「誰かに縛られたことがあるのだろう・・?」 私の起き上がったそれを軽く左右に叩きながら、彼は詰問しています。 「ええ・・」 真っ赤に染まった顔を隠すようにして頷きました。 それからのことは良く覚えていないのです。社長さんに梁に吊り下げられていた縄を解か れて、ベッドに仰向けにさせられてオマ〇コに食い込んでいる縦縄をズラシテ、勢いを 取り戻...

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小説 舞の楽園 ( 転落の人生 )

         転 落 の 人 生   { 47 }   私が両手を後ろに廻すと、バッグから取り出した薄いハンカチを2度ほど折り、私 の両手首に巻くと浴衣の紐で縛りました。 後で・・両手首に廻された布のことを聞きますと、「お前がこういう商売をしているから 、縄の跡が残ったら困るだろうと思ったんだ・・」と言っておりました。 その時に『この男性は本当は優しい人なんだわ・・』と思ったんです。  「よし...

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小説 舞の楽園 ( 転落の人生 )

         転 落 の 人 生   { 46 }   「縛らせてくれるね・・?」 もの凄く情熱的なキッスに私の身体を覆っていたバスタオルは足元に落ちていました。私 は丸裸です。 「この白い躯を縛りたいんだ・・」 落ちてしまったバスタオルを拾おうと伸ばした手を押さえられて、又唇を合わすのです。 「・・・・」 私は頷きました。『この人ならば信用出来るわ・・縛られても・・いいわ』と思ったので す。...

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小説 舞の楽園 ( 転落の人生 )

         転 落 の 人 生   { 45 }      「なぁ・・縛らせてくれないか・・?」 社長さんが言い難そうに言い出したのは、1回戦が終わって浴室へ行って洗って上げて いる時でした。 四つん這いになった私の白いお尻をバックから貫いてチュウソウしていると、彼のもの が柔らかくなってしまったのです。 『如何したのかしら・・』と不思議に思ったのです。私の肉体の中には彼は射精はして いない...

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小説 舞の楽園 ( 転落の人生 )

         転 落 の 人 生   { 44 }   包んだ指を2~3回撫で上げ撫で下ろしまして、泡がタップリと付いている砲身をお口に 含みました。 「オウッ・・オウ。気持ちがいい・・」 深く含んでから抜き出しまして、鈴口のところをチロチロと舌を当てますと、男性の手が私の 頭の後ろへ廻って、いかにも気持ちが良さそうな声が聞こえます。 「もう・・いい!出ちまいそうだ・・!後は・・ベッドでな・・...

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小説 舞の楽園 ( 転落の人生 )

         転 落 の 人 生   { 43 }   「さあ・・風呂に入るぞ。お前も来い・・!」 ブラを外してガーターを外して、パンティを脱いで浴室に入って行くと、彼はもう浴槽に入 っています。 浴槽は1人用の寝て入る形のバスタブで、彼の大きな太い男性自身が勃起してお湯から突き 出ていました。 毎日飲んでいる女性ホルモンの影響でフックラとはしているけれど、乳首だけは変わらない 自分の全裸を恥...

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小説 舞の楽園 ( 転落の人生 )

         転 落 の 人 生   { 42 }   「さあ・・俺のものを咥えるんだ・・!」 ベッドの縁に座った彼は足を大きく広げて、私を試すように言います。 「そうだわ。わたしは娼婦・・よ。どうせ、今晩だけの男だわ・・」とちょっと彼の言った 娼婦と云う言葉に悔しさを滲ませた眸で彼を見て、大きく広げた脚の間に跪きました。 紺色のブリーフを下げると旺盛な叢とまだ起立をしていないダランとした大き...

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小説 舞の楽園 ( 転落の人生 )

         転 落 の 人 生   { 41 }    私の身長は160cmしかありません。彼の身長は175を超えていると思えす。 いきなり彼の胸に抱かれてしまった私は身動きが取れません。 紅を塗った唇を奪った彼の舌は私の舌を探り出して激しいデープキッスです。 『この男の人は私が男だと解っているのかしら・・』と思うような激しさなのです。でも ここのところ無かった久し振りのデープなキッスに私は...

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小説 舞の楽園 (転落の人生 )

         転 落 の 人 生   { 40 }   ボストンバッグ(これは例えです。実際に言えば旅行鞄です)1つで2年間住んだ楽しかった思い出のあるお部屋をでたのです。それからの私はあっちこっちで夜の女を営業しましたが、このような半端な身体では長く続くはずはありません。1番思い出のある新宿へ戻ってまいりました。もう思い出のあるお部屋を出ましてから4年は経ておりますからお店はありません。私は...

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小説 舞の楽園 ( 転落の人生 )

         転 落 の 人 生   { 39 }    私は専属の獣姦ショーに出演する女として、お店が用意してくれた3階の1室で ジョー様と共に暮らすことになりました。 ジョー様は私の旦那様として、私の上に君臨することになりまして私を可愛がってくれるのです。ジョー様は非常に頭の良い犬で、私の意思は通じます。私の身体は手術を受けまして、1カ所を除いて元男だとは見えなくなっておりますから、見よう...

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小説 舞の楽園 ( 転落の人生 )

         転 落 の 人 生   { 38 }    後に残った斎藤様は私に興味を失ったようで、偶には虐めてくれるのですがSEXは ほどんとしてくれません。 私は独りで張り型やバイブを使いまして熟れたオマ〇コを慰めておりますが、、大きくて太 い男根が欲しくって仕方がありませんでした。  「服を着ろよ・・!出掛けるぞ!」 或る日斎藤様が突然言い出したのです。 私は女物のお洋服を着けてお化粧をし...

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小説 舞の楽園 ( 転落の人生 )

         転 落 の 人 生   { 37 }   後になって、その犬の姿は交尾をしているのだと云うことを友人に教えられました。 犬がSEXをする時に牡犬のペニスが膨らんで抜けなくなって、雄はああしてお尻をくっ 付けて小さくなるのを待っているのだと教わったのです。 私がジョーとのSEXに夢中になっていまして忘れていましたが、今が正にその時だった のです。 彼は射精が終わって、私の直腸の中で膨らん...

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小説 舞の楽園 ( 転落の人生 )

         転 落 の 人 生   { 36 }   「ああっ・・深い・・深いわ。それに・・太い」 直腸の奥は斎藤様の砲身で突かれていまして慣れているはずなのですが、、それよりも長い もので突かれて甘い痛みを覚えています。 それと・・段々と太くなる彼の男根によってアヌスは延び切っているのでしょうか、少し痛 い感じがしてしています。 私は久し振りに口走っていました。 舞台は何時の間にかユックリ...

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小説 舞の楽園 ( 転落の人生 )

         転 落 の 人 生   { 35 }   乳房への愛撫によって淫蕩に緩んでしまった眸を上げますと、ギラギラと光る小金色 に輝く目で、そのドーベルマンが私を覗き込んでおりました。 その眸は私を憐れんでいるような、とても悲しそうな眸でした。いえ、ただ私を憐れんで いるだけでは無く「自分も見世物にされて、もうどう足掻いてもこの境遇から抜け出すこ とが出来ないのだよ・・」と言うような悲し...

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舞

Author:舞
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