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小説 舞の楽園 ( 退職記念 )

  退職記念 - ( 6 ) 実を言いますと、私は足がちょっと不自由なのです。 普段は使わないけれども、今回の旅のために杖を用意していたのです。 私がリックザックから杖を取り出して歩き始めると、彼が親切にサポートをしてくれます。 「この橋は狭いよ!大丈夫かい・・?時間も十分あるのだし、ゆっくり行こう・・よ」 途中数か所あります休憩所で私が立ち止まって休んでおりますと、彼が心配して...

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小説 舞の楽園 ( 退職記念 )

退職記念 - ( 5 )       < 3 > イグアスの滝 次の日、午前中にブエノスアイレスからイグアスまで飛行機です。 アンデス山脈の南側を飛行機で超えたのですが、窓から見える風景は日本の山とは違っています。 緑の部分が無いのです。薄紫に近い色が広がっているのです。それに山の部分も日本の山よりも 鋭角です。 イグアス空港に近づくと流石に緑が多くなって来ましたが、暗い緑なのです。 日本だったらば...

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小説 舞の楽園 ( 退職記念 )

  退職記念 - ( 4 )   飴に釣られた訳でも無いのですが、私はこの笑顔の素敵な男性に好意を抱いたのです。 でも、生来の人見知りだった私は、直ぐにその男性と打ち解けることはありませんでした。でも 次第に口を開いていたのです。 その方はそんな雰囲気を作るのが旨いのです。 「あっ。わたしは大村崇と言います。この旅行には単身で参加しているのは、あなたとわたし の2人だけのようです...

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小説 舞の楽園 ( 退職記念 )

  退職記念 - ( 3 ) その時に知ったのですが、男性が単独参加と云うことを・・単独で参加しているのはこの男性 と私だけのようです。 話し掛けて来た男性が気にはなったのですが、何しろ私は初めての人と云うのは苦手なんです。 そっとその男性を見ていました。 この年になっても人見知りをしている私です。 仕事をしている間は、見知らぬ他人とも話をしなくてはなりませんでしたが、退職をし...

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小説 舞の楽園 ( 退職記念 )

  退職記念 - ( 2 )    その旅行を企画した旅行会社に電話をしました。 海外旅行は初めてで、独りでも大丈夫か・・どうか・・?」を知りたかったのです。 早速資料が送られて来ました。 それによると、南米へ行くと言っても、旅の企画はいろいろとあることを知ったのです。 勿論、ホテルの代金はちょっと高くつきますが、独りでも参加することは歓迎します・・と言う ことでした。 私はいろいろ...

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小説 舞の楽園 ( 退職記念 )

  退職記念 - ( 1 )   < 1 > 新聞の広告   永年勤めて部長まで上り詰めた会社を定年退職をしました。 退職記念として南米旅行をと、妻と話し合ったのが、退職の1年前です。その時は妻は元気でした。 突然の病気で亡くなってしまったのです。病気が発見されてから約4か月の命でした。   それから約3か月は呆然としていました。 それでも私には会社がありました。同僚と部下とも顔を...

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FC2 小説について・・

   この前、ある読者の方から「 一括で読む方法はないか?」と聞かれました。なるほど、毎日小説を書いておりますが、小説の順序も逆ですし、読みずらいですよね・・そこで、FC2 小説を見てもらえれば・・と思いまして、その方法をここに記します。       FC2 小説 を検索  -- I D を取って入室します --みんなの小説 --   作品を捜すの欄に、 ジャンルに BL/GLを入れる  R -18 に ✔ を...

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小説 舞の楽園 ( 図書士の恋 )

  図書士の恋 - ( 17 )    「ひかる。返事はどうした・・?名前を与えてくれた俺に対して何もないのかい・・?」 逡巡している私を見て、強い調子で言っています。 「はい。『ひかる』と言う名前を与えて頂きましてありがとございます。」 「このお部屋に帰って来ましたならば、わたくしは『ひかる』と言う女になりますことよ。 どうか・・ひかるを可愛がって頂きとうございます」 「ひかるは...

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小説 舞の楽園 ( 図書士の恋 )

  図書士の恋 - ( 16 ) 「こんな俺でもいいのか・・?俺は女になったお前が大好きなのだ!」  「泣くなよ・・」 そう言って彼は涙を溢れさせた私の目に唇を被せてくれたのです。そして、そのまま唇も塞がれま した。 今度のキッスは前回よりも・・ううん、前にされたどのキッスよりも激しいキッスでした。 舌が口中を暴れ回り、そして唾を送り込まれ私は喜々としてそれを飲み込みました。 私は息...

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小説 舞の楽園 ( 図書士の恋 )

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小説 舞の楽園 ( 図書士の恋 )

  図書士の恋 - ( 15 ) 肛門は確かに入口の方は彼の太い指によって広がっているようですが、内部の方は広がっては いないのです。 「アアァァ・・」 身を裂かれる痛みに悲鳴が漏れています。 「痛いのか・・?」 叩き込んでしまってから、少し冷静さを取り戻したようです。 私の痛みに初めて気が付いたのでしょう。彼が聞いていますが私は答えるどころではありません。 涙で霞む顔でコクコクと...

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小説 舞の楽園 ( 図書士の恋 )

  図書士の恋 - ( 14 )  「可愛いよ・・大好きなんだ・・!」 街灯と街灯の間のチョット暗いところで、私を抱き直して、頬へチュッとキスをして来ます。 {こんな・・明るいところで・・}と思いながらも、優しい彼のキスにこの前に犯された彼の行動を 許しています。 当然のようにエレベーターの中では激しく唇を奪われています。チンと8階に着いた合図が鳴るまで です。 「もう・・我慢が出来...

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小説 舞の楽園 ( 図書士の恋 )

  図書士の恋 ( 13 )-2  「いらっしゃい・・」 マスターの声と共にお店に入ると、彼がこの前の席に座って手を挙げています。 お店には女性の2人連れが夢中になっておじゃべりをしていました。 「待ちました・・?」 「うん・・1時間程ね。待ち切れなくなって・・早く来たんだ・・!」 「スミマセン」 小声で言いながら彼の対面に座ると、待たせてしまったことを謝ります。 「何か・・食...

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小説 舞の楽園 ( 図書士の恋 )

  図書士の恋 - ( 13 ) エントランスを出ると、この季節にしては少し寒い風が吹いております。 道路に出る2段ほどの階段を下りる時に、先ほど体内に入れられた精液が逆流して来たのです。 股間にちり紙を挟みこんであるのですが、そんなものではとても事足りない量が出てきたのです。 ズボンに液体が広がっているようで、お尻が冷たく感じられます。 「夜だからいいようなものだけど・・昼間だった...

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小説 舞の楽園 ( 図書士の恋 )

  図書士の恋 - ( 12 ) 彼のユックリと抜いてズドンと打ち込む動作が早くなり、バスンバスンとお尻に当たる下腹の 音がし始めました。 私は切羽詰まって来ました。 「アアア・・イクゥ・・ イクゥゥ・・」 下腹部に詰まっていたものを放出する感覚に、女の人が泣き叫ぶように叫んでいました。 私の声を聴いたからかも知れませんが、彼の動きが突然止まりました。・・腸の最奥でです。 「出すぞ!...

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小説 舞の楽園  ( 図書士の恋 )

  図書士の恋 ( 11 )-2 暫くは開いているであろう私のアヌス( 今は光子のオマ〇コと呼ばれておりますから、 オマ〇コと申しましょう )オマ〇コを舌で嬲っていた彼はベトベトの口を離しました。 「今度は痛くはしない!・・と約束しよう・・!オイルを塗ってやりたいが、オイルが無い から・・ちょっと待っているんだ・・!」 「このままで・・いな!」 口の廻りがベトベトの彼はタオル...

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小説 舞の楽園 ( 図書士の恋 )

  図書士の恋 - ( 11 )-1 「脚を抱えて・・!」 今度は仰向けのまま脚を抱えさせられて、股間が剥き出しの格好にさせられました。 そして、丹念に肛門を調べられたのです。 「傷は付いてはいないようだな・・。綺麗に洗ってある!臭いもしない・・し」 独り言を言ったかと思うと、いきなり肛門に唇を近づけて来たのです。 仰向けになって脚を抱えていて、恥ずかしいのを我慢していた私は驚いてし...

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小説 舞の楽園 ( 図書士の恋 )

  図書士の恋 - ( 10 ) 痛いことをされないように大人しくして、もっと屈んでお尻を突き出しました。 脚を開いて屈んで開いた尻朶の間には、ピンク色をしたアヌスが剥き出しになっているよう です。 私は恥ずかしいのを通り越して『もう如何にでもなれ・・』と云う心境になっていました。 彼はシャワーのヘッドを外したホースの部分を私の肛門に充てて来たのです。 お湯がドンドンとお腹の中に入...

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小説 舞の楽園 ( 図書士の恋 )

  図書士の恋 - ( 9 ) < シャワ浣 >  前2回も大量に生で精液を注がれて、お腹の中がタプタプと鳴っています。 その全裸の私をベッドから降ろして、浴室に連れ込まれました。 勿論、足元も覚束ないはど打ちのめされている私はメソメソと泣いておりました。しかし 彼は怒っていると思えるほど口も聞かずに、私を抱き締めて浴室の扉を開けています。 その浴室はユニットで、1人が...

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小説 舞の楽園 ( 図書士の恋 )

  図書士の恋 - ( 8 )  一瞬にして覚めました。「イタイッ・・」と叫んだようです。 ・・だけど、何処が痛いのかも判らないような激痛が私を襲っていました。 けれども、第2声は出ませんでした。彼の武骨な大きい掌が後ろから私の口を塞いで いたからです。 もうその時には、彼の雄大で長い剛直は私のアヌスを抉って奥まで届いておりました。 驚愕で振り向いた私の見たものは、浅黒い肉体と日焼...

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小説 舞の楽園 ( 図書士の恋 )

  図書士の恋 - ( 7 )  これからしばらくは彼の申したことです。 なにしろ・・私は意識を飛ばしておりますから・・ 「フラフラするお前を抱えてベッドに連れて行って寝かせたんだ。顔も耳も真っ赤に なっているんだ・・」 この話を聞いた時には、彼に後ろの孔を何度も奪われて、少なくなった痛みの中で 何回も嬌声を上げた後でした。 「お前」と言う彼の言葉にも、反応を示す勇気はありませんで...

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小説 舞の楽園 ( 図書士の恋 )

  図書士の恋 - ( 6 )  「如何かなさったのですか・・」 「いえ・・」 耳まで朱くなった私を見て、彼は不審そうに聞いておりますが、私には答えことすら 出来ません。 犯されて、満様のオンナになることを承諾させられて、半月ぐらい後のことですが、 彼が申しております。 「ひかる。あの時に俺の裸を見て欲情したんだろう・・?」 「耳まで真っ赤になって、下を向くんだもの・・とっても可...

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小説 舞の楽園 ( 図書士の恋 )

  図書士の恋 - ( 5 )    「昨年の10月に引っ越して来まして、何も揃っていないのですよ・・」 1週間の留守でお部屋の空気は淀んでおりました。クーラーとテレビのスィッチを入れ た彼はキョロキョロと室内を見渡している私にそんな言い訳をしております。 「まあ・・座って下さい。コーヒーでもいかがですか・・?インスタントですが・・」 私のアパートの部屋なんて、本が重なり合って足の...

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小説 舞の楽園 ( 図書士の恋 )

  図書士の恋 - ( 4 ) 「コンバンハ・・」 片手を挙げて挨拶をしております。 「田舎から急に呼び出されましてね。『連休だから帰って来い!』と言うのです。去年も 一昨年も帰っていないし、それで帰ったのです・・」 「これ・・お土産です・・」 カウンターの端に置いたお菓子の箱を取り上げて、パートさんに渡しています。パートさ んは笑顔です。 「ありがとうございます。何か悪いですね。...

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小説 舞の楽園 ( 図書士の恋 )

  図書士の恋 - ( 3 ) < 喫茶店で・・ >  街灯の点いている歩道を2人は並んで歩いています。 「こっちのほうは・・如何ですか?」 「アア・・わたしはまったくダメなんですよ・・不調法でスミマセン!」 お猪口を啜る仕草をして彼が聞いて来ましたので、私は飲めないことを告げて謝って います。 「飲むのですか・・?」 今度は私が聞きました。 「いや・・僕も飲めない...

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小説 舞の楽園 ( 図書士の恋 )

  図書士の恋 - ( 2 )   8時になりました。表の照明を落として玄関の錠を下ろしていると、彼が閲覧室の 椅子に座って何かを見ています。 { 彼がその本を借り出すかもしれない、}と思って、貸し出し用のパソコンだけを残 して他のパソコンの電源を切ります。 再び彼の方を見ますと、何か一生懸命に読んでいます。 私は給湯室に入りお茶を2つ注れました。 「お仕事の本ですか・・?どうぞ・・...

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小説 舞の楽園 ( 図書士の恋 )

  図書士の恋 - ( 1 )-2     「あっ・・あなたは何時も土曜日にいらっしゃる・・」 「やぁ・・覚えていてくれたのですね・・!嬉しいな・・」 思わず私が口にすると、彼は爽やかな笑顔を作っています。彼の笑顔は初めて見まし たが、笑うと笑窪が出来て親近感が湧くような笑顔でした。 いえ・・決して、普段の顔が不細工で取っ付き難い顔をしている訳ではありません。 寧ろ眉が太くって目が細く...

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小説 舞の楽園 ( 図書士の恋 )

  図書士の恋 - ( 1 ) -1   私は東京の近郊にある市で図書士をしております。 図書士という仕事は本の貸出や返却、こういう本がほしいのだ・・」という予約やリク エスト、本の分類や登録等というのが仕事です。 その他にレファレンスがあります。 このレファレンスという仕事が一番大切だ・・と私は思っております。 レファレンスとは、お客様の質問にたいする回答のことです。 その本に対して、...

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小説 舞の楽園 ( 秘書の遍歴 )

  秘 書 の 遍 歴 - < 48 > 「ゴメン。余り体重を掛けないようにしていたんだけど・・つい夢中になってしま って・・」 私と同様に旦那様も放心なさっていたようで、奥様のお声で覚醒なさったのでしょう 私の背中から身体を離しました。 旦那様の巨大なものが私から抜かれると、オマ〇コからダラダラと粘液が湧き出て垂 れているのが知覚されます。 「あっ・・垂れ...

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小説 舞の楽園 ( 秘書の遍歴 )

秘 書 の 遍 歴 - < 47 > 「あっ・・怖いぃぃ・・」 逝ってしまった余韻からか、気だるそうに両脚を広げて寝ていらした奥様は、旦那様の 巨大化した男根を見て、右手を上げて顔を隠して呟きました。 その様子は、以前の痛みを思いだされたようで、如何にも怖そうです。 「大丈夫だ!お前には痛い思いはさせないよ・・!清子、女房に入れてやってはくれな いか・・?」 カチンカチンに男根を起てたまま近づい...

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舞

Author:舞
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