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小説 舞の楽園 (転落の人生 )


         転 落 の 人 生   { 5 }
   彼等は本気で私を犯して辱めて、女にする積りのようです。私は震えあがりました。
 「それにしても・・小さいな。これじゃ女のクリと同じだなぁ・・女でもクリの大きい女は
 いるからな・・」
 渡辺も感心したような、それでいて非常に馬鹿にしたように言っています。
 恐怖に縮み上がっていると言っても、小指ほどしか無い白い包茎を揶揄されたことで、私の
 強がっている心は折れてしまったのです。
 あれほど強気で彼等の言うことに対して反発していましたのに、コンプレクスの原因を口に
 された途端に気が萎えてしまったのです。
 裸にならざるを得ない銭湯やプール等へも行ったことがありませんし、実を言うと女の人も
 「小さいわね・・」と言われて馬鹿にされてしまうことを恐れて、怖くって抱けないのです。
 だから・・この年になっても私は童貞でした。
 
  コンプレクスの原因を指摘された私は涙が出て来ています。
 「ホラッ!大きくして見ろよ・・!」
 渡辺の手が縛られて上を向いている白い萎えた包茎を、2本の指で摘まんで2~3度擦りま
 した。
 私の小さな包茎は刺激に対してとても弱いのです。見る見る内に力が漲って来ました。
 けれども・・悲しいことに力が漲って来ても8cm位のそのままの大きさなのです。皮も剥
 けません。

  「膨張しても大きくならないぜ・・!どれ・・皮が剥けるかどうか試して見ようぜ・・」
 渡辺は起った男根を見て興味を魅かれたようにそう言うと、今度は皮を剥くように下に引っ
 張るのです。
 「イタイ!止めて・・止めるんだ・・!」
 皮を下に引っ張られて、オチ〇チンに鋭い痛みが走りました。その生皮を剥がれるような
 激痛に思わず悲鳴を上げています。
 「剥けない・・ぜ。真正包茎でやんの。これじゃぁ・・女も抱けないぜ・・」
 馬鹿にしたように渡辺が吐き捨てます。
 「小さいチ〇ポをしているぜ・・」と揶揄された悔しさと、今の男根の皮を剥がされる痛さ
 で、私の心は折れて顔は涙でグシャグシャです。
 「女になれ!女になって俺達に抱かれるんだ・・!それもマゾオンナにな・・!」
 「そうすれば・・可愛がってやらんでもない・・ぞ」
 斎藤が脇から強い調子で言って、佐伯がホローしております。斎藤は私がマゾオンナになる
 ことを1番望んでいるみたいでした。

  そして・・これはず~と後で彼等の雑談を聞いたところによると、斎藤は強度のSで女
 を苛めて従わせるのが好きらしいのです。
 渡辺はバイで男の尻を掘ることに快感を覚えると言っていました。
 佐伯は結婚していまして、一応はストレートとのことですが、「マゾオンナになった私を
 虐めるのが面白くなって来た・」と言っています。


  「許してくれ。お前たちを馬鹿にした俺が悪かった。今日のことは不問にふすから・・
 この戒めを解いてくれ!」
 すっかり意気消沈した私は謝ることにしました。しかし、残っていたプライドが邪魔を
 してそんな謝り方しかできません。(つづく)
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