小説 舞の楽園 ( 転落の人生 )
- 2020/04/07
- 00:42
転 落 の 人 生 { 10 }
「美子。風呂場に来い・・!女になる為の準備だ・・」
頭の中が真っ白になってしまっている私に渡辺様が声を掛けています。
「美子。命令されたら・・繰り返して返事をするんだ!馬鹿女め・・」
ノロノロと傷付いた身体を起こす私に斎藤様の凄く怖い声です。ビクッとしまして思わず
「ハイ。お風呂場に行きます・・わ」と答えてベッドを降りました。
ベルトの鞭で打たれた斎藤様が1番怖いのです。
「こっちへ来るんだ!シャンと立て・・!隠すんじゃ無い!」
オズオズと立った私に次々と命令が下されました。オドオドした私には小さな上に小さく
なった陰部を隠すことも出来ません。
曇りガラスの扉を開けますと、正面が広い鏡が付いた洗面台です。左側に扉が無い剥き出
しのトイレで、右側は浴室です。
正面の大鏡には私の鞭跡がイッパイの惨めな裸体が映っていました。
渡辺様は履いていたトランクスを脱いでいます。
高校時代は柔道をしていたと言っています彼は、筋肉が盛り上がってガッチリした身体で
す。
体毛はそれほど濃くはありませんが、脇の毛と陰毛は漆黒の長い毛がモッサリと生えてい
ます。そして・・その陰毛の下端からは、巨大な男根が天井を向いているのです。
そのテラテラと赤黒く光った太い卵型の亀頭の先端のパックリと割れた鈴口からは露まで
滴っているのです。
私は自分の性器と比べて形も色も余りに違い過ぎる男根に、正視することも出来なくなっ
て下を向いてしまいました。
斎藤様もパンツを脱ぎました。
お3人様の中では1番若い斎藤様は1番色が黒いようです。脚や腕にも短い体毛が生えて
いました。
しかし、男根は勃起をしていません。細くやゞピンクの砲身は勃起もしていないのに異常
に長いのです。黒い縮れた毛の中にあるその砲身が勃起をしたらば、20cmもあろうか
と思われるものがダランと下を向いていました。
『その砲身んが勃起をしたならば、25cmくらいにはなるのじゃないかしら・・』と恐
ろしくなりました。
「女にする・・」と彼等は言っています。
私はHOMO行為をしたことがありませんが、アヌスを貫かれるのじゃないかと気づいて
いました。
『もし渡辺様の太い男根や、斎藤様の異常に長いもので突かれたらば・・』と思うと生き
た気がしましんでした。
佐伯様はお風呂場には顔をだしていません。
全裸になったお2人に挟まれるようにして浴室に連れ込まれます。
何時の間にか浴槽にお湯を貯めたのか、赤い円形の浴槽にはお湯が満々と溜まっていまし
て、浴室の中は寒くはありません。
「美子。俺達の躯を洗えや・・!丁寧に洗うんだぞ・・」
何をされるのかとビクビクしている私に渡辺さまは非常に尊大な態度です。
もう「美子」と呼ばれても、反発する勇気もありません。(つづく)
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