小説 舞の楽園 ( 転落の人生 )
- 2020/04/08
- 00:38
転 落 の 人 生 { 11 }
シブシブと頷いて浴室の隅に置いてあるするスポンジを手にしようと後ろを向いた私の赤
黒いお尻に斎藤様の平手が炸裂しました。さっきの鞭打ちの跡は赤黒くなっていました。
「馬鹿女。何度言ったら判るんだ・・!命令されたら・・女言葉で復唱するんだ・・」
・・と同時に斎藤様の怒声です。
「スミマセンデシタ・・お許しください・・ませ。お2人のお身体を洗わせて頂きますわ・・」
恐怖に打ちのめされた私は出来うる限りの女言葉でオズオズと謝りました。
悔しさよりも、恐ろしさが勝っています。完全にお2人の、いえ3人様の奴隷となっていまし
た。
打たれたお尻は熱を持ってズキズキと痛んでおりました。
置いてあります洗い椅子に座って頂いた渡辺様の背中を洗い、体側を洗い、モッサリと茂っ
た腋の下を流して、前に廻って跪いて脚を洗いました。足の爪先まで洗っています。
もう屈辱を感じている余裕なんてありませんでした。
立って頂いて肩から胸を洗い、残すところは陰部だけです。
「美子。そこは・・手で洗え!美子にとっては・・そこは大切なところだから・・な」
美子と呼んで如何にも屈辱的なことを言っていますが、頭の中が真っ白になってしまっている
私はもう何も考えられないのです。
「はい。素手で洗わせていただきますわ・・」
怒られないように女の声で復唱しまして、スポンジを置き掌にソープを盛っています。
「美子。後ろも良く洗えよ・・」
旺盛に茂った漆黒の叢を手で梳っておりますと、仁王立ちになった渡辺様はやや腰を落として
います。
「美子。美子」とワザとのように連発するのは、私に女としての意識を張り付けようとして
いるようです。
本当に女になったような気持ちで、毛のイッパイ生えている後ろの孔の方まで手を伸ばして
おりました。
「美子。そこは・・お前の口で洗うんだ・・!」
新たにソープを付けた素手で太い男根を握り、上下に搔くようにしていると、渡辺様の命令
です。
「エッ・・?」
思わず彼の顔を見てしまいました。彼はニヤリと笑うと私の後頭部を掴んで砲身に押し付
けております。
私は他の男性の男根なんて口に含んだことがありませんし、ましてはその男根は今洗って
いる最中で白い泡で塗れているのです。
いきなり強い力で押し付けられた私は驚いて「アッ・・」と声を上げました。そこへ泡だら
けの砲身は口の中に入っております。
ズルズルズルと勢い良く入ってしまった砲身は一段と膨らんだようで、私の喉の奥を塞いで
呼吸すら出来ないのです。苦しくなって吐き出そうとしましたが、後頭部を押さえられてい
る彼の力が強いのです。
呼吸を止められた時間は2~3分だと思いますが、意識が混濁しまして『もう死ぬのか・・』
と思いましたところで彼の力が抜けたのです。
私は必死になって頭を外し息を吸い、ゲボゲボと咳き込みました。(つづく)
スポンサーサイト