小説 舞の楽園 ( 転落の人生 )
- 2020/04/14
- 00:17
転 落 の 人 生 { 17 }
モーテルの支払いは、斎藤様が私の着ていた背広の内ポケットに入っていた財布でお
支払いをしてくれました。
従業員のオバサンだと思うのですが、入り口のところでチップを交えて支払ったようです。
今になって考えると、そのオバサンに宿泊代を支払う時が逃げ出す唯一のチャンスだった
のですが、私はもう何も考えられずに放心しておりました。
無毛にされた全裸で、身体中折檻の傷だらけで「助けて下さい・・」と言えば助かったか
もしれませんが、私は出て行くことが出来ませんでした。
後で、車の中で渡辺様が言っておりました。
「美子、モーテルのオバチャンが会計に来た時、美子が騒げば助かったかもしれないのに、
どうして騒がなかったのかな・・?」
「美子は女になりたかったんじゃないのか・・」
「丸2日、オマ〇コを姦されて、もうすっかり俺達のオンナになったんだよ・・な。これ
からも可愛がってやるぜ・・!」
両脇に座った佐伯様と斎藤様が丸裸の私を揶揄っておりました。
無論、モーテルの玄関から車までも、姦られ過ぎて腰が立たない丸裸の私を左右から抱き
抱えて連れ出されたのは言うまでもありません。
斎藤様の2DKのマンションに私は連れ込まれました。
佐伯様の家は奥様と子供が居るようですし、渡辺様は実家から通っていて、私を連れ込む
ことなど出来ないそうです。
その点、斎藤様はマンションに独りで暮らしております。
渡辺様が運転する車の後部座席に座らせられた全裸の私は、外から見られて恥ずかしいと
言うことよりも眠たくって仕方がないのです。
だって・・私は姦されっぱなしで2日間ほどんと眠ってはいないのです。
マンションに着くと又、全裸のまま引きずり出されました。
夕刻暗くなってはおりましたが、近所の人の姿が見えない言っても、入り口のところには
電灯も点いていますし、エレベーターの中も全裸のままです。
寒さも忘れてエレベーターに乗せられて、お部屋まで30mも廊下を歩かされた私は裸で
いることが怖くってブルブルと震えました。
これは・・私が逃げることを放棄して、大分経ってから佐伯様から聞いてお話ですが・
・
「美子。お前をモーテルからこの部屋に丸裸のまま連れ込んだことがあったろう・・?」
「俺達は賭けたのだ・・」
「お前に騒がれるかどうかを・・な。しかし、俺達は『お前が逃げないだろう・・』と
言う方に賭けたんだ・・。あの時まさかお前が『俺達に犯されて女にされてしまいました
』などとは言えないだろうと考えたんだ・・」
「俺達は賭けに勝ったんだ・・!美子を完全な女に、いやマゾオンナにすると云う賭けに
な・・」
その時は佐伯様と同衾していたのですが、佐伯様の愛撫に私は喘ぎながら「もうそんなお
話はなさらないで下さいませ。今は佐伯様とこうしているのが幸せなのですから・・」と
佐伯様の巨大な男根に手を伸ばしておりました。
私は肉体はおろか、精神までも完全なマゾ牝になっておりました。(つづく)
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