小説 舞の楽園 (転落の人生 )
- 2020/04/15
- 00:25
転 落 の 人 生 { 18 }
マンションに連れ込まれた全裸の私は直ぐに大型犬用の首輪を付けられて、頑丈な
鎖でベッドの足元に繋がれてしまいました。
この首輪と鎖は斎藤様が用意した物らしいのです。
幅広の首輪と太い鎖には鍵が付いていまして、逃げ出すことは不可能でした。
3人様が酒盛りを始めて、モーテルでは寝かして貰えずに犯され続けた私はベッドの下
の薄いジュータンの上で、絶望と後悔に悩ませられながら又眠ってしまったのです。
翌日の朝までの途中に、2度ほど目を覚ませられました。
女になった私のオマ〇コを渡辺様と佐伯様がご使用になった時です。そして、佐伯様は
一旦家へお戻りになったようですが、渡辺様と斎藤様は残りまして眠ったのです。
勿論お2人はベッドで、私は鎖に続けた私は繋がれたままベッドの下です。
私の肛門は痺れきっていまして、もう激痛は感じません。
どの位眠ったのか判りませんが、強烈な咽の渇きで眼が覚めました。
目を開くと、窓から差し込む街灯の光だけでした。薄ボンヤリと部屋の中が見えており
ます。
意識は現在の自分が置かれている立場を理解していませんで『可笑しなところに居るん
だなぁ・・』と思っています。
口の中がネバネバして気持ちが悪く、水を飲もうとしまして起き上がりました。
ジャラジャラと思い音がしまして「何だろう・・?」と思い首に手を当てると、太い鎖
のような物が指に触れています。
「ハッ」と思い出したのです。
思えば・・モーテルに連れ込まれてから初めての長く深い眠りでした。セックススレイ
プにされているのを忘れるほどに深い眠りでした。
現実に戻った私は逃げようと試みました。
でも・・首輪には鍵が付いていまして、鎖はベッドの足元に繋がれていて、しかも50
cm位の長さしかありません。やっと座る程度で立つことは出来ません。
幾ら引っ張っても抜けません。
それに私は全裸でした。たとえ逃げ出しても、無毛にされた全裸では何処に行けば良い
のでしょう・・
「男の私が、彼等に犯されてオンナにさせられた・・」なんてとても言えそうにはあり
ません。
絶望に打ちひしがれていると、咽の渇きが酷くなって来ています。口からネバネバが
出てきまして声も出ません。
切羽詰まった私は首輪に付いた鎖を精一杯引っ張って、ベッドの上に寝ているご主人様
を揺り起こしていました。ご主人様が起きると、又酷いことをされそうな予感もありま
したが、死にそうな咽の渇きに我慢が出来なかったのです。
暗がりで判らなかったのですが、やっと手が届いたベッドの上で眠っていたのは渡辺様
でした。
「スミマセン。起きて頂きたいのですが・・」
やっとのことで掠れた声を出しました。
「如何した。美子」
やっと起きた渡辺様は不機嫌でした。
「咽が・・咽が乾いて・・お水を・・」
全裸で正座をして咽を掻きむしる仕草をしましてお願いしました。もう上司だった威厳
も何もありません。女奴隷の哀願でした。(つづく)
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