小説 舞の楽園 ( 転落の人生 )
- 2020/05/02
- 00:03
転 落 の 人 生 { 35 }
乳房への愛撫によって淫蕩に緩んでしまった眸を上げますと、ギラギラと光る小金色
に輝く目で、そのドーベルマンが私を覗き込んでおりました。
その眸は私を憐れんでいるような、とても悲しそうな眸でした。いえ、ただ私を憐れんで
いるだけでは無く「自分も見世物にされて、もうどう足掻いてもこの境遇から抜け出すこ
とが出来ないのだよ・・」と言うような悲しみの色を湛えていたのです。
その眸を見た時に、何故か知らないのですが、私はこの獣が怖くは無くなっていました。
『この男性に身を任せてもいいわ・・。この男性は優しい男性なのだわ・・』と思ったの
です。
そして・・何故だか知らないのですが、『この大型のドーベルマンを犬だ・・』とは思わな
くなりました。
姿形は違うけれど『男性である・・』と思ったのです。心が通じ会ったと感じました。
「ウ、ウウウッ・・」
怖い顔でドーベルマンが唸りました。しかし、私には微笑んだように感じています。
私は再び四つん這いになりました。彼が「四つん這いになれ・・!」と言ったように感じ
たのです。
大きく成長した白いお尻を彼の方へ向けまして四つ這いになる時にチラリと彼の下腹部が
見えたのです。
彼の下腹部には、全身に生えているような黒い短い毛は見当たらずにスベスベとしており
ます。
その黒っぽい灰色の腹部の後方に毒々しいほど真っ赤な肉棒が見えたのです。
これは後で知ったことなのですが・・彼の陰茎は普段は黒褐色の10cm未満の袋の中に
隠れているようです。興奮するとサックから出て来まして、真っ赤なペニスが現れます。
ペニスの先の方は斎藤様の陰茎よりもずっと細いのですが、段々と太くなりまして、根元
は佐伯様のものより太いのです。
そして・・全長は30cmもあるようです。
「アウッ。ウウンッ・・イイ・・いいわ・・」
四つん這いに這った私の白いお尻に再度舌が這っています。
ザラザラ感の強い舌の先が緩みに緩んだアヌスに当たっています。私は思わず喜びの声を
上げていました。
『この男性はそんなところまで私を愛してくれるのだわ・・』日常はオマ〇コなど舐めて
貰ったことの無い私は感激しておりました。
もう、私には暗闇の中で光っているお客様の眸は見えてはおりませんでした。
四つん這いで白い背中を反らして大きくなったお尻を突き出して喘いる私の背中にドー
ベルマンの体重が掛かりました。
引っ掛かれないように爪は切ってあるのでしょう、冷たい指が私の背中に乗って思ったよ
りも重いのです。
そして直に、熱いと云うよりは温かいものが緩くなっているオマ〇コに当たりまして、緊
張してビクッと震えた私の体内に入って来たのです。
先端は太くありませんでズルズルと入って来ます。やがて太くなってアヌスを精一杯広げ
て、先端が直腸の奥を突きました。(つづく)
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