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小説 舞の楽園 ( 転落の人生 )


         転 落 の 人 生   { 37 }
   後になって、その犬の姿は交尾をしているのだと云うことを友人に教えられました。
 犬がSEXをする時に牡犬のペニスが膨らんで抜けなくなって、雄はああしてお尻をくっ
 付けて小さくなるのを待っているのだと教わったのです。
 私がジョーとのSEXに夢中になっていまして忘れていましたが、今が正にその時だった
 のです。
 彼は射精が終わって、私の直腸の中で膨らんでいるのです。そしてそれをツンと軽く引っ
 張っておいて、後ろ足の片方を器用に持ち上げて裸の私のお尻を跨いで、後ろ向きになっ
 たのです。
 アッと言う間も無かったのです。

  彼の黒いお尻と白裸の私のお尻がくっついています。
 その時になって私は自分が見世物になっていることに気付いたのです。周囲の眸がギラギ
 ラと輝いて、畜生になった私を嘲笑っているのです。
 「キャァ・・知らなかったわ。犬がSEXをするとああなるのね・・」と言う女の人の嘲
 笑った声が聞こえていました。
 マイクは「ジョーは気に入ってくれたようです。射精が終わった牡犬は暫くは男根が膨ら
 んで牝犬から離れません」と言っています。
 急に恥ずかしくなった私は両手で顔を隠したいところですが、高い位置で白いお尻を持ち
 上げられておりますので四つん這いの姿勢を崩すことも出来ません。
 綺麗にお化粧をしました顔を上げて「イヤッ。イヤァァ・・」と首,振るばかりでした。

  お客様の大勢いる前でジョーに獣姦されてしまった私が呆然と首を振っていますと、ジ
 ョーがすると素晴らしく逞しい四肢に力を込めて前に動きを出しました。
 「イヤ、イヤッ・・動かないでェ・・」
 直腸で繋がっている私はジョーに引き摺られて、四つ這いのまま後ろに引かれています。
 腸の中で膨らんでいるジョーの男根は小さくなる気配はありません。
 斎藤様と渡辺様にフィストファックまでされている私の腸腔は痛くはありませんが、何か
 巨大な物が詰め込まれているような感じなのです。
 「本日の獣姦ショーの主役、美子さんとジョーに拍手をお願いします」
 ジョーが私を引っ張って動き出すと、マイクがお客様の拍手を催促しまして、盛大な拍手
 が起きました。ジョーと私が控室へ引っ込んでからも拍手は鳴りまやなかったようです。

  しばらくして小さくなったジョーの男根は私の肛内から抜けまして、私は自由になり
 ました。
 ジョーは私のお尻を舐めてくれています。
 獣姦の見世物にされました私は何か解りませんが、確実に変った感じがしました。


  私のマゾ牝としての生活も5年目を迎えたようです。
 「迎えたようです・・」と言った言い方が可笑しいかも知れませんが、その頃には3人様
 から逃げ出そうと云う意識は無くなっていまして年月も関係なくなっていました。
 係長だった佐伯様は何処かの営業所の課長として転勤が決まりまして、渡辺様は結婚しま
 した。503号室も解約しまして、私は元の全裸での奴隷生活に逆戻りです。(つづく)
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Author:舞
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