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小説 舞の楽園 ( 転落の人生 )


         転 落 の 人 生   { 38 }
    後に残った斎藤様は私に興味を失ったようで、偶には虐めてくれるのですがSEXは
 ほどんとしてくれません。
 私は独りで張り型やバイブを使いまして熟れたオマ〇コを慰めておりますが、、大きくて太
 い男根が欲しくって仕方がありませんでした。

  「服を着ろよ・・!出掛けるぞ!」
 或る日斎藤様が突然言い出したのです。
 私は女物のお洋服を着けてお化粧をしまして外出したのです。
 女物のお洋服とお化粧道具は渡辺様が503号室を解約しました時に持って来たものです。
 私の唯一の財産です。私は『もう女物のお洋服は着ることはないだろう・・』と思ってお
 りました。
 斎藤様の運転するランドクルーザーは新宿の例のビルに着きました。
 そのビルの地下で行われている獣姦ショーには1番最初の時を入れまして3回出ています。
ただし、この6カ月は1回も出てはいませんでした。
 黒服の男の方も顔を覚えられまして、お客様も大体は固定されているようです。

  前3回の通りジョーとのショーが始まりました。ジョーは賢い犬で期間が空いても私を
 覚えていてくれるのです。
 4回目ともなると慣れたと申しましょうか、それとも私に情が移ったと申しましょうか
 痒いところに手が(いえ。舌ですわね・・)届くがごとく全裸の私を舐めてくれています。
 私は見世物にされているのだ・・と云う被虐の思いで燃え上がってしまいました。
 やがて・・ジョーの細く長い男根がアヌスを貫きまして、射精までして巨大になりお尻を
 付けられました。
 久し振りにオマ〇コを使ってのSEXです。「オオーゥ、オゥ・・いい、いいわっ・・」と 
 喜んでイキッパナシでした。

  控室へ下がってジョーの男根が抜けましてシャワーを浴びて、お洋服を着ましてお化
 粧をしますと鎖を付けたジョーと一緒にホールへ行きました。
 こんなことは初めてのことです。ジョーと共に客席へ行くことです。
 明るくなった客席にはもうお客様の姿はありません。斎藤様と店長がお話をされており
 ました。
 「美子。お前はここで働け!お前にとっては俺のところに居るよりもいいだろう・・」
 淡い空色のワンピースを全裸の上に羽織っただけの私が、店長の示してくれた椅子に
 スカートを窄めて女らしくそして上品に斜めに浅く腰を降ろしますと、斎藤様がおっし
 っるのです。
 「エッ・・」
 私は予想もしていなかったことを言われて、思わず聞き返しております。聞き返すこと
 は奴隷としては失格なのです。
 斎藤様も親から結婚を迫られていまして、女そのものになった私がいらなくなったの
 です。
 「別れてくれ・・!」と言われました。

こうして3人のご主人様は私から離れてしまいました。
 幸いにして、斎藤様は以前私が持っていました銀行の通帳に残っていました200万円
 と私をこのお店に譲り渡した100万円をソックリと渡してくれたのです。
 斎藤様はサドで、初めは私を憎んで虐めておりましたが、私が従順なマゾ牝になるに連
 れて愛情が湧いて来たようなのです。
 私の肉体を直接責めるような酷い責めも段々としなくなって、(いえ出来なくなったと
 おっしゃっています)月日が過ぎておりました。
 人間と云うものは憎んでいる者には酷いことが出来ましても、愛情が湧いて来た者に
 ついては酷い責めは出来ないものなのです。
 その夜、ニヒルに「別れよう・・」と言われた私はこの5年間の思い出に泣いてしまっ
 ておりました。
 それも・・1番最後に銀行通帳をだすのですもの・・(つづく)
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Author:舞
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