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小説 舞の楽園 ( 転落の人生 )


         転 落 の 人 生   { 42 }
   「さあ・・俺のものを咥えるんだ・・!」
 ベッドの縁に座った彼は足を大きく広げて、私を試すように言います。
 「そうだわ。わたしは娼婦・・よ。どうせ、今晩だけの男だわ・・」とちょっと彼の言った
 娼婦と云う言葉に悔しさを滲ませた眸で彼を見て、大きく広げた脚の間に跪きました。
 紺色のブリーフを下げると旺盛な叢とまだ起立をしていないダランとした大きな男根が現れ
 ました。
 彼は腰を浮かしてブリーフを下げるのに協力してくれています。
 目の前の漆黒の叢からは、私には何とも言えない臭いがプーンと立ち上がっていました。
 私はこの臭いに弱いのです。この臭いが強烈であればあるほど、私は女になってしまうので
す。

 私の顔を上からジッと見詰めている彼の視線を感じながら、両手で拝むように男根を支え
その臭いを嗅ぎ、真っ赤なルージュを塗った唇を近づけました。
マスカラとアイシャドーを濃く塗った眸を閉じていますが、彼の視線が痛いくらいです。
先端を舐めてルージュを着けたお口に含むと、男根がグィ~ンと大きくなりました。
私はこの瞬間が好きなのです。『わたしのこの行為に興奮してくれるのだわ・・』と思うか
らです・・
容積を増したそれは私の小振りの唇には入りきれないほどになり、もう臭いも気になりま
せん。私は男の方にご奉仕する女です。

 「尻を・・上げろよ・・!」
気持ち良くさせるために一生懸命に先端の鈴口を舐めたり、咽の奥深く含んだりして大き
くなった男根にご奉仕していると、彼がお尻に手を廻して来ました。
彼の毒気に当てられたようにスッカリと女の気持ちになっていた私は大きくなったお尻を
シブシブと上げています。
本当は今のようにこんなに明るい照明が点いた場所で、お尻を嬲られるのは余り歓迎では
ありません。それは・・小さいながら男の印が見えてしまうからです。
それに・・3時間くらい前にお尻を洗ってはありますが、肛門を嬲られるのはお風呂に入
ってからにしてほしい・・のです。
それでも、『お尻を嬲ってくれるお客に出会ったのは久しぶりだわ。前回は何時だったか
しら・・』と思っていました。

 彼がベッドに腰を降ろします。股間に跪いた私は膝を伸ばして、薄い紫色のパンティに
包まれたお尻をあげます。
早速、彼の手はパンティ越しにお尻を撫ぜ始めました。
細く白い腰が彼の目の前に露わになっているはずです。私は今は着けてはいませんが、普
段はガードルで腰を締め付けていて、細いお腰と白く大きいお尻にはチョッピリ自信があ
るのです。
ユルユルと自慢のお尻を揺すりました。

 「湯が一杯になったみたいだぞ!止めて来いよ・・!」
暫くお尻を撫ぜていた彼がお湯の流れる音に気付いて、私の頭を押さえました。私は男根
を舐めるのに夢中で気が付いてはいなかったのです。
でも、オマ〇コの縁まで触って置きながら、オマ〇コを嬲ってくれることを期待していた
私は不満です。
ストッキングを脱いで赤いが―タベルトの紐をぶら下げたままの腰を振って浴室に行きま
すと、お湯は小さな浴槽から溢れて床のタイルの上を流れていました。(つづく)

 
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Author:舞
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