小説 舞の楽園 ( 転落の人生 )
- 2020/05/09
- 23:53
転 落 の 人 生 { 43 }
「さあ・・風呂に入るぞ。お前も来い・・!」
ブラを外してガーターを外して、パンティを脱いで浴室に入って行くと、彼はもう浴槽に入
っています。
浴槽は1人用の寝て入る形のバスタブで、彼の大きな太い男性自身が勃起してお湯から突き
出ていました。
毎日飲んでいる女性ホルモンの影響でフックラとはしているけれど、乳首だけは変わらない
自分の全裸を恥ずかしそうに隠して入って行くと、彼はジッと見詰めています。
「恥ずかしいわ・・そんなに・・見ないでェ・・」
恥部にタオルを当てて恥ずかしそうにするのは、女になった私の営業の嗜みみたいなもので
すが、そのときは本当に恥ずかしかったのです。
可笑しいみたいですが、その彼が好みの人から好きな人に変ってしまっていたのです。
「お洗いしますわ・・」
すっかり女の気持ちになってしまった私は小さく言いました。普通ならばこのようなことは
絶対に言わないのですが、彼には献身的にサービスをしたいと思ったのです。
「んっ・・そうか・・」
一瞬何を言われたのかと訝し気な目をした彼は、ザブンとお湯を騒がしてバスタブから出
ると、起立した男性自身が現れました。
洗い椅子に座って貰って背中に廻り、スポンジで広い背中を洗い始めました。
背中、脇、腰と洗ってから、彼に腕を上げて貰って腋を洗います。
その腋の下には黒々とした腋毛がいっぱい茂っていまして、いかにも男性的です。
私は女ですから、腋の下は脱毛しておりますが、毛の生えたプーンと臭うような男性の腋
の下は好みなんです。
背後を洗い終わると、立って貰って前面に廻り、今度は首筋から洗います。
彼は身長が私よりも15cmは高いので背伸びをしなければなりません。そうすると勃起
した男根が私のお股に当たります。
「可愛い・・女だ・・」
いきなり彼が背伸びをしている私の背中に手を廻して抱き寄せました。そして上を向い
た、先程の男性自身へのご奉仕によってルージュが剥げているであろう私の唇に吸い付
いて来たのです。
「嬉しいわ・・わたしを女として見てくれるのね・・」と云う言葉さえも言わせない
デープなキッスでした。
キツイ抱擁から解放された私にはスポンジなんかはもう使えません。ボデイソープ
を垂らした素手で彼の胸を撫でて、脚を洗いました。
残るところは広範囲に茂っている長い毛の茂みと、そこから斜め上に向って睥睨してい
る巨大な男根だけです。
彼にバスタブに腰を掛けて貰って、もう1度素手にソープを盛って片膝を突いて跪き
ます。
上から彼が見ているのが解っているのですが、恥ずかしくって彼を見上げることも出
来ません。
旺盛な叢を櫛削るようにして素手で洗いました。ソープを足していよいよ男根です。
丁寧に丁寧にその男性自身をあらいます。巨大な男根を両手で拝むようにして持ち指を
廻します。
これまで会ったどの男性よりも大きいと思いました。あの佐伯様の男根に劣らぬもので
す。(つづく)
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