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小説 舞の楽園 ( 転落の人生 )


         転 落 の 人 生   { 46 }
   「縛らせてくれるね・・?」
 もの凄く情熱的なキッスに私の身体を覆っていたバスタオルは足元に落ちていました。私
 は丸裸です。
 「この白い躯を縛りたいんだ・・」
 落ちてしまったバスタオルを拾おうと伸ばした手を押さえられて、又唇を合わすのです。
 「・・・・」
 私は頷きました。『この人ならば信用出来るわ・・縛られても・・いいわ』と思ったので
 す。
 忘れたい忘れたいと思っていたあの静岡でのマゾ牝としての生活を私は思い出していま
 た。『今晩1晩でも、あのマゾ牝としての私が蘇るのかしら・・』と思うとスッカリ起た
 なくなった下腹の辺りに血が集まってくるような感じがしています。
 私の意識は忘れようとしているのですが」、肉体は当時のことを覚えているようです。
 
  「恥ずかしい・・」
 バスタオルを取られた丸裸の私は全身を朱に染めています。
 マゾの私が縛られると言うことは、強烈な羞恥なのです。
 女になった身をクネラセテいます。
 「チョット待っていろよ・・」
 全身を朱に染めた私を残して、社長さんは持参したバックを開いて、1番底の部分に畳
 んであった縄を取り出したのです。
 その縄は以前斎藤様が使っていたロープよりも細めで、柔らかそうで手入れが行き届い
 ているようです。いかにも使い込んだと云う感じがする萌黄色に光っていました。。
 思わぬ展開に呆然ととして、縄を解いている彼の手元を見ている私にニッコリと笑いか
 けています。
 その笑顔に私な何だか安心したのです。

  「優しくして下さいね・・」
 「縛ってもいいかい・・」との問いに、初めての真面目な回答ですが、もう顔を見ては
 依頼れませんでした。
 丸裸のまま彼の前に立った私に2つ折りにした縄を首に掛けます。
 縄はシットリとしており、私のお肌に染み込む感じがしています。斎藤様のは、ロープ
 と云う感じがしましたが、社長さんのはいかにも使い込んだお縄と云う感じです。
 胸の前に縄を垂らすと、私の目の前で瘤を3つ作りました。その縄を股間に廻します。
 そして彼は私の後ろに廻って首の後ろの縄に掛け、その掛けた縄を引っ張ります。
 「アッ。アアアァァ・・」
 アヌスの表面を擦る縄の感覚に、思わず声を上げています。見た目にはケバ立った縄で
 すがちっとも痛くはかりません。むしろ快感と呼んだ方が当たっているようです。
 社長さんは私の胸の前に降りている縄に背後からの縄を2度潜らせてから引きました。
 すると・・縦縄が引っ張られてキツクなり、オマ〇コに食い込むのです。

  「アアアアァ・・」
 又私は甘い声を漏らしています。
 『もう永久に縮んだままなのかしら・・』と思っていたクリに力が蘇って来た感じに
 私は焦ってしまっております。
 「両手を後ろに廻せ・・!」
 流れるような動作で縄止めした社長さんが両手を広げて呆然と立っている私に初めて
命令しておりました。
「はい・・」
もう縄に酔ったようになっている私は全裸で縛られていることも忘れております。
(つづく)
 
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