小説 舞の楽園 (転落の人生 )
- 2020/05/15
- 23:28
転 落 の 人 生 { 48 }
「誰かに縛られたことがあるのだろう・・?」
私の起き上がったそれを軽く左右に叩きながら、彼は詰問しています。
「ええ・・」
真っ赤に染まった顔を隠すようにして頷きました。
それからのことは良く覚えていないのです。社長さんに梁に吊り下げられていた縄を解か
れて、ベッドに仰向けにさせられてオマ〇コに食い込んでいる縦縄をズラシテ、勢いを
取り戻した男根で貫かれていたのです。
カリの大きな男根は肛門を30分以上も掻き回していたようです。私は大きな声で啼いて
いたようです。
彼のものは「縛らないと・・興奮しないのだ・・」と言うように、私の白裸を縛ったこと
で力強く何時までも張っていました。
1回目はスキンを付けたのですが、今回はスキンも付けませんで生でした。
狂ったように鳴き声を上げていた私がいました。
矢張り、幾ら薄いスキンだと言っても着けているのと、着けていないのでは、入れられ
た感覚が全然違うのです。
流石に私も喜びの声を上げ過ぎたのか、疲れ果てて社長さんの胸の中に抱かれたまま眠
ってしまいました。
勿論、縄は解いて貰いましたが、汚された肉体は洗わないままです。
今朝方起き出した2人はお風呂に入って彼打を流し合った後、彼の朝立ちしたものをお
しゃぶりして差し上げました。
「お前さんは美子と言うのかね・・?」
「あらっ、わたし名前を言ったかしら・・?」
社長さんに浴槽の縁に腰を降ろして貰い、前に跪いて砲身をお口に含んでいる私に問
いかけています。大きな怒張の頭を舐めていた時です。
「いや。昨晩お前が乱れている時に『美子、イイワッ・・幸せよ・・』などと口走って
いたから・・美子と言うのかい?」
「イヤッ『乱れていた・・』なんて言わないでェ・・。でも・・縛られたのは久し振り
なんですもの・・でも・・素敵だったわよ」
恥ずかしくなって下を向きましたが、彼は赤くなった全裸の私を立たせてギュッと抱き
寄せて、上を向いた唇を吸ってくれました。
「もう・・15年ほど美子と名乗っていますわ。・・私の本当の名前は福島美雄と申し
ます。美雄はもうこの世にはいないことになっているでしょう・・」
社長さんの力を得た男性自身がお腹に当たっているのを意識しながら、情熱的なキッス
を受けて、酷く素直な気持ちになりまして私は本名を口にしておりました。
彼はその時は何も言いませんでしたが、『過去に色々なことがあったんだな・・』と言
うように私を見詰めていました。
「何か食べて行こう・・よ!時間はあるのだろう・・?僕は1時間ぐらいだったら、
大丈夫なんだ!」
旅館を出たところで彼は誘います。
チョッピリですがこの社長さんが好きになっていて『このままお別れするのはチョット
寂しいわ・・』と感じていた私です。こんなことはこの商売を始めてから初めてのこと
です。(つづく)
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