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小説 舞の楽園 ( メール )

      メール  -4
 もしここで有香のその恥ずかしい申し出を断ってしまったら、娘は恥ずかし
さに、もう一生涯口を聞いてくれることは無いような気がしたのです。
「いい娘ね。舞ちゃんは・・そのまま待っているのよ」
娘の有香は、いえ有香女王様はちょっと恥ずかしげに笑うと、やや安心したよ
うに言いました。そして、わざとのようにスカートを翻して出て行ったのです。
恥ずかしがっている様子がありありでした。
舞はツルツルに剃った全裸の上に着けた真っ赤なブラとスキャンティのまま椅
子に腰を下ろして、娘の有香の言った言葉を確かめています。
娘の有香は優しい娘です。
寂しがっている父親のことを心配したのでしょう。心を鬼にして言っているに
違いありません。舞には手に取るように分かるのです。
だから、舞は愛娘の有香の言葉に甘えることにしたのです。
ただ、今からは、娘の有香ではありません。有香女王様なのです。こうなった
ら、出来れば舞を厳しく躾けて欲しいと願っておりました。


 今日はバイト仲間との飲み会はお流れになった有香は、いつもより早めに
家に帰ってきたのです。
有香は夜遅くなって帰るときには、いつもは玄関の電灯が点いているのです
が、今日に限っては点いていなかったのです。
お父さんは留守なんだろうと思ったのです。
玄関の鍵を開けて家の中に入った有香は、いつもの通り舞の部屋を開けたの
です。有香はいつも自分の部屋を開けるよりも早く、父の部屋を覗いて「た
だいま・・お父さん」と言うのを常にしていました。
父は出かけていていないと思ったのですが、いつもの習慣で父の部屋を開け
ていたのです。
初めは父だとは思わなかったそうです。でも舞が悲鳴を上げる前に、パソコ
ンの前に座っているのが父だと気付いたのです。
真っ赤なスキャンティを履いて同色のブラを着けて、おかしな格好をしているの
が父だと気付いたのです。
父は有香がいきなり扉を開けたので焦ったように感じていました。
良く見るとオチ〇チンを握った手も、ブラジャーの下に潜ませた手も、止ま
った状態だったのです。
<可愛そうなお父さん>と、この姿を見たときに思ったそうです。
有香は父が女になりたがっていることを、知っていたのです。
父が会社に行っている間に、有香のパソコンが立ち上がらないことがあった
のです。父に買ってあげたパソコンを一時借りようと思ったのです。
父は留守ですから、後で謝ればいいと思ったのです。
父の部屋に行きパソコンを立ち上げました。するとパスワードも入れずに
パソコンは立ち上がったのです。
父は一人しか使わないので、パスワードなどは入れる必要がないと判断した
ようです。
「女になった舞」という文章が目の前に浮かんでいました。
「何かしら?女になった舞とは?」と不思議に思ったのです。(続く)
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