小説 舞の楽園 ( メール )
- 2020/06/02
- 00:16
メール -6
父が有香の提案を受け入れてくれたのだと思うと、急に恥ずかしくなりまし
た。
「そのまま、待っていなさい!」
有香は最初の命令をして、父の部屋を飛び出していたのです。
自分の部屋に駆け込んだ有香は机の上に突っ伏してしまったのです。だって、
父にあんなことを言って、恥ずかしくて仕方がなかったのです。
しばらく、今までの状況と今からのことを考えていました。
ふと、父の気持ちに考えが及びました。父は有香の申し出を了承してくれた
のです。
有香には父の気持ちが手に取るように理解できるのです。
それは、女の気持ちになって男根を扱いていてメールを扱っていたのを有香
に見られてしまって、「変態だ・・」と娘に嫌われるのが怖いからだけでは
なさそうです。
有香がこんなことを言い出したのも父の趣味を理解したからで、父もこんな
ことを言う有香の気持を理解して承諾をしたのだなと思ったのです。
母が亡くなってから父には大変お世話になりました。今度は父のしたいよう
にさせてあげたいと思ったのです。
父はマゾ女に成りたいと願っているのです。
有香が女王様になってあげて、マゾ女の舞ちゃんを世間の人から守ってあげ
ようと考えたのです。
有香は決心しました。たとえ親子の絆を切ることになろうとも、女としての
舞ちゃんを守ってあげようと思ったのです。
机の前を離れて、シャワーを浴びました。そして父譲りの白い躯の上に、黒
のパンティと黒のブラジャーを着けて父の部屋に行きました。
下着姿を父に見せるのは初めてのことです。もっと女王様の格好になりたか
ったのですが、黒のブラとパンティ以外はありませんでしたから・・
部屋に入る時に、もし父が赤いパンティとブラを脱いでいて男の格好に戻っ
ていたら、と考えました。
もしそうであったら、有香は何事も無かったように普通の状態で、今まで通
り父に接する積りでした。
父はスキャンティとブラを白い身体に張り付けたままの格好で、部屋のジュ
―タンの上に正座をして有香が入って来るのを待っていたのです。
有香女王様は扉を開けて入って来て、半裸の舞が入り口の方を向いて正座
をして平伏しているのを見て複雑な表情を浮かべたのを、舞は感じています。
それはそうだと思うのです。父親が女の姿をして、平伏して娘を迎えている
のですから・・何と言ったら良いのか戸惑っていると思います。
「有香女王様。舞は欲望のまま生きて行く覚悟を決めました。これからは、
舞として生きて行こうと思います。どうか舞を有香女王様の僕として、可愛
がって下さいませ」
有香上王様の足元に跪いて女王様の目をシッカリと見上げて、舞は今まで
考えていた心境を吐露していました。
「そう・・舞はそう考えたのね。それが舞の考え方なのね。いいわ!有香の
下僕として、ううん有香の女奴隷として仕えるのを許します」
有香女王様も真剣な目をして、舞の眸を覗き込んでそう言ったのです。(続く)
父が有香の提案を受け入れてくれたのだと思うと、急に恥ずかしくなりまし
た。
「そのまま、待っていなさい!」
有香は最初の命令をして、父の部屋を飛び出していたのです。
自分の部屋に駆け込んだ有香は机の上に突っ伏してしまったのです。だって、
父にあんなことを言って、恥ずかしくて仕方がなかったのです。
しばらく、今までの状況と今からのことを考えていました。
ふと、父の気持ちに考えが及びました。父は有香の申し出を了承してくれた
のです。
有香には父の気持ちが手に取るように理解できるのです。
それは、女の気持ちになって男根を扱いていてメールを扱っていたのを有香
に見られてしまって、「変態だ・・」と娘に嫌われるのが怖いからだけでは
なさそうです。
有香がこんなことを言い出したのも父の趣味を理解したからで、父もこんな
ことを言う有香の気持を理解して承諾をしたのだなと思ったのです。
母が亡くなってから父には大変お世話になりました。今度は父のしたいよう
にさせてあげたいと思ったのです。
父はマゾ女に成りたいと願っているのです。
有香が女王様になってあげて、マゾ女の舞ちゃんを世間の人から守ってあげ
ようと考えたのです。
有香は決心しました。たとえ親子の絆を切ることになろうとも、女としての
舞ちゃんを守ってあげようと思ったのです。
机の前を離れて、シャワーを浴びました。そして父譲りの白い躯の上に、黒
のパンティと黒のブラジャーを着けて父の部屋に行きました。
下着姿を父に見せるのは初めてのことです。もっと女王様の格好になりたか
ったのですが、黒のブラとパンティ以外はありませんでしたから・・
部屋に入る時に、もし父が赤いパンティとブラを脱いでいて男の格好に戻っ
ていたら、と考えました。
もしそうであったら、有香は何事も無かったように普通の状態で、今まで通
り父に接する積りでした。
父はスキャンティとブラを白い身体に張り付けたままの格好で、部屋のジュ
―タンの上に正座をして有香が入って来るのを待っていたのです。
有香女王様は扉を開けて入って来て、半裸の舞が入り口の方を向いて正座
をして平伏しているのを見て複雑な表情を浮かべたのを、舞は感じています。
それはそうだと思うのです。父親が女の姿をして、平伏して娘を迎えている
のですから・・何と言ったら良いのか戸惑っていると思います。
「有香女王様。舞は欲望のまま生きて行く覚悟を決めました。これからは、
舞として生きて行こうと思います。どうか舞を有香女王様の僕として、可愛
がって下さいませ」
有香上王様の足元に跪いて女王様の目をシッカリと見上げて、舞は今まで
考えていた心境を吐露していました。
「そう・・舞はそう考えたのね。それが舞の考え方なのね。いいわ!有香の
下僕として、ううん有香の女奴隷として仕えるのを許します」
有香女王様も真剣な目をして、舞の眸を覗き込んでそう言ったのです。(続く)
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