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小説 舞の楽園 ( 年越しのSEX )

   
       年越しのSEX < オンナになった幸せ > -24
    
    ( 女の身嗜み )
  その日、健太様はお友達とお台場に行かれる・・と申しておりましたので、お昼からお出掛
 けになりました。
勿論、お出掛けになる前に、私を貫いて喜ばせてくれましたことは言うまでもありません。
お布団の中で2回も私の肉体の中に放出を果されたというのに、疲れも見せないでお出掛けの
仕度をされて、私の煎れたコーヒーを飲んで出掛けたのです。

「和子、本当の女になるんだ!男に戻るんじゃない・・!化粧をして、24時間女になるんだ」
テーブルの対面に座った私の貌を覗き込んで、健太様は真剣な眼をしていいました。
「俺が帰って来るまでに、化粧をして女になっておけ!いいな・・」
「俺は女の和子を愛しているんだ・・!もう男には戻る・・な!一生面倒を見てやる・・!」
私の都合などお構いなしに命令です。
もう男としての・・自分のオンナに対する自信がそう言わせているようです。
彼は私をオンナにしたいのです。もう男の姿に戻ることは許してくれそうにありません。
「はい・・」
『ご近所の人達には何と言えばいいのかしら・・。まさか、男だったわたしが、女になったと
は言えないわ・・』と考えながらも答えています。
でも・・彼が「一生面倒を見る・・」と言われたことに嬉しくってもう涙声です。

 「どうした・・?和子。何が悲しいのだ・・?」
滲んで来た涙を見せまいと両手で貌を覆うと、彼は不思議なものでも見たように言います。ま
だ若い彼には涙を見せた女心の機微が分らないのでしょう・・
「悲しいのじゃありませんわ・・。嬉しいのです。わたくしは今日から女になりますことよ。
あなた。和子を可愛がって下さいませ・・ね」
「あなた」と初めて健太様をお呼び致しました。
彼はちょっと面映ゆい貌をしましてが、まんざらではないようでした。。
健太様の奥様として認められたようです。

 健太様の同級生と思われる男友達が車で迎えに来ました。
彼はベランダから手を振ると玄関に向かいます。そのまま車に乗り込んで出かけました。
勿論、玄関に出ました彼に対して「行っていらっしゃいませ」と三つ指を突いて頭を下げてい
ます。
彼がお出掛けしますと、今度はおろか風呂を沸かしてもう1度入浴です。
女になる為には、全身のムダ毛を丁寧に剃らねばいけないと思い立ったのです。それに・・
昨晩剃られた下腹部は剃り跡がブツブツして見苦しく不愉快なのです。
「どうせなら躯中の毛をツルツルに剃った方がいいわね・・。わたしの彼もそれを望んでいる
のだし・・」独り言を呟いている私です。
私は近い内に病院へ行きまして、頭の毛を除いて全身脱毛を受けようと・・思っています。
レザーを使って全身の毛を脱毛することになると、お医者様にも看護師さんにも私の裸を見ら
れてしまう・・と思い恥ずかしいのですが、毎日剃ることを考えますとその方が良いと思える
のです。(つづく)





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