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小説 舞の楽園 ( 孫の彼女になって1年 )

   
       孫の彼女になって1年 ( 2 )
  ところがその日、夕方暗くなってから、孫の雄大が来てくれたのです。
その日の朝、長女が私宛の電話の後に、その電話を聞いていた孫が電話機を置いた母親
に「お爺ちゃんのところに、学校の帰りに寄ってこようか?」と言ったらしいのです。
「そう?そうしてくれる?お爺ちゃんもお誕生日に独りでは寂しいでしょうから・・・
わたしは明日の晩に行くと伝えて置いてね・・・」
「これを、持って行って頂戴・・・」と言ってケーキの入った箱を孫に渡して、そのま
ま駅に向かったのだそうです。
2度も私のアヌスを貫いて放出した彼は、ショックで呆然としている私の前にケーキの
箱を差し出したのです。

 孫の雄大は大学生なのです。
高校を卒業すると同時に車の免許を習得したそうで、1000ccの小型車を買って
貰って、今は車で大学に通っているそうなのです。
私は孫が免許を取ったことも、車を購入したことも、大学に車で通っていることも知ら
されては居なかったのです。

申し遅れましたが・・・長女は奈々子と申します。夫も居ますが、今でも会社に勤めて
いまして、バリバリのキャリアウィーメンです。
奈々子には2人の男の子供が居りまして、大学1年生の雄大と高校生の祐二の2人です。
2人とも小学生の頃は母親に連れられて、私の家に来てくれましたが、中学・高校と
進むに連れてクラブ活動や塾などで忙しくなりまして、今ではほどんと寄り付かなく
なってしまいました。

 一方、私は61回目の誕生日と云っても何も特別なことはありません、何せ独りです
から・・・。
妻が生きていれば、『夕食の時に何か一品とお銚子を添えてくれた』と思うのですが、
独りでは味気ないものです。
次女からのお花を玄関に飾って、昼食の後片付けをして、ボンヤリと午後のバラエティ
番組を見ております。
その番組の中で、ニューハーフの娘が出演していました。たしか『さやか』と言う名前
だったと思います。
声はチョット低いのですが、仕草も容姿も女らしくてトッテモ可愛らしいのです。ちょ
っと見たところでは女の娘だとしか見えません。

 フト、私は『その娘のセックスライフは如何なっているのだろう・・・』と俗な考え
方をしてしまいました。男って云うものは、如何ともし難いものですね。
ニューハーフと言っても、オッパイを造っている娘も、下腹部を手術をしている娘と
色々あるようです。
そのさやかと云う娘は以前週刊誌に載っていまして覚えていました。
その記事では「豊乳手術は受けておりますが、下はそのまんまですわ・・・」と言って
いるのを覚えていました。たしか、「お金を貯めて、手術をしたいのです・・」とも言っ
ていたのです。(続く)

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