小説 舞の楽園 ( 孫の彼女になって1年 )
- 2020/07/24
- 23:55
孫の彼女になって1年 ( 4 )
幼い頃に女の子になっていた私はそのことも忘れて、妻と共に一生懸命働きました。
妻も会社にお勤めをしておりまして、家計の手助けを随分してくれました。
58歳の時に、突然の病に侵されて妻を亡くした私はポッカリと心の中に穴が空いたも
のでした。
寂しさの余り(兎に角、そう云うことにして置きます)幼い頃女の子になっていた思い
出が蘇り、又女装をして見たくなったのです。考えて見れば、『男性として私は無理に
気を張って生きてきたのだ・・・」と云う気になっていました。
高校でも大学でも、社会人になってからも、いえ、家庭でも、男性として女にならない
ように気を張って生きて来ました。
お寺さんで妻の葬儀が終わった晩から2週間ぐらいした夜、私は妻の使っていた
タンスを開けていました。そして、妻のネグりジェを身に着けていたのです。
無論その時には、お化粧などは致しませんで、ただ妻のネグリジェを身に着けていた
のです。ベッドで休んでいました。
ただ・・・お恥かしい話ですが、、その時に興奮したのか判らないのですが、私の男性自
身は勃起をしておりました。、
初老の私ですからこの10年あまり妻とのSEXは無くなって、違うベッドで寝て
おりましたので、人生自身がこんなに勃起をするのを見たこともありません。
でも・・・『まだまだ行けるぞ・・・!』と思ったものです。
『男根がこんなに勃起をしている・・・』と思って嬉しかったことを覚えています。
次の土・日は朝から妻の残したスカートを履いて、ブラウスを着てカーディガンを
羽織り、1日中家の中では女装をして楽しみました。
そして夜になると、寝室のダブルベッドの上で、久し振りに元気になった息子を扱いて
オナニーをしたのです。
スカートを履いて見ると、脚の毛が気になります。私の体毛は普通の男の人よりもず
っと薄い方だと思っていますが、、それでも生えた毛が気になりました。
そこでお風呂場に行きまして、脚に生えている毛を全部剃りました。女はみな脚には毛
は生えてはいないようです。
脚の毛を剃るとショボショボとですが生えている腋の下の毛も気になりました。腋の下
に2~3度剃刀を当てると綺麗になりました。
そして下腹部に濃くはありませんが乱雑に生えている長い毛をカットいたしまして、表
面積を短冊型に整えました。
『下腹部なんて、誰にも見られることなんて無いわ・・・』と云う気持ちです。
妻はこの世には居ないし、もうその頃は商事会社では部長をしていましたので、たとえ
出張があったとしても、ホテルなどは独り部屋を確保していたのです。
以前は年1回は泊まりの社員旅行などもありましたが不況の影響でしょうか、どこの
会社も今はやってはいないようです。(続く)
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