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小説 舞の楽園 ( 孫の彼女になって1年 )

 
       孫の彼女になって1年 ( 7 )
 今日は念を入れてお化粧をしましたので、その鏡に映った私は40代の後半ぐらいに
しかみえませんでした。
白く膨らんだお尻に黒い紐状のパンティの後ろの部分が写っていまして、とっても扇情
的な眺めです。
私は心まで女に生まれ変わっていました。
私は昌(ショウ)と云う名前なのですが、何時の頃からか女になった時には昌子(
ショウコ}と云う名前で自分のことを呼んでいました。
パットを入れて盛り上がったブラと陰毛が透けて見えるショーツの上に薄いナイロンと
レースの裾が付いたミニのスリップを着まして、もう1回転クルリと回りました。
濃い紺色のそのミニのスリップは腰の部分までしか隠してはくれておりませんので、お
尻は丸見えです。私のお気に入りの1枚です。
白い肩先は黒いブラの紐と濃紺のスリップの紐とが重なり合って艶めかしいのです。そ
して、無駄毛が1本も無くなった白い生足も女を連想させてくれています。
黒の下着の上に青いスカートを履いて、白地に紬の花模様のブラウスを羽織りまして、
隣の寝室へ向かいました。
薄いブラウスの下には黒のブラが透けて見えておりました。

 寝室にはダブルのベッドがあります。
若い頃は良く妻を抱きまして泣かせた(?)ベッドですが、50を過ぎてからは妻は
SEXを厭うようになりまして、2人で並んで寝るだけのベッドです。
ベッドの脇の小机の上に、大きい張り型とそれより幾分細身のバイブレーターと小さな
卵型のピンクロータリーを並べました。無論、ローションもです。
これらのものは私が通信販売で購入してものです。
私は自分の男性自身が普通の男性よりも小さくて細いのを知っております。子供が出来
ましたので、男性としての機能は整っているとは思いますが、妻を抱く時は妻に喜んで
貰えるかどうかが心配でした。
もし喜んで呉れなかったらと云う不安から、張り型やバイブを寝室に持ち込んだのです。
しかし、妻は張り型やバイブを使うことを潔しとはしなかったのです。
2~3回、いえ、4~5回はつかったでしょうか、ここ10数年は洋服ダンスの奥に仕舞
われてあったものです。

 用意が終わってから、お洗濯した物を畳み始めました。
そうなのです。私は主婦になっているのです。夫を送り出してお掃除を済ませて、今お
洗濯物を取り込んでそれを畳んでいる主婦を演じているのです。
ストリートプレイを独りで演じようとしているのです。

私の妄想の中で男の人が家の中に押し入って来ました。
お洗濯物を畳んでいた私は、後ろに人の気配を感じて振り返りました。
「静かにしろ!」
包丁を持った中年の男の人が凄んでいました。私は驚愕したと同時に、その男の人が
持っている包丁が怖くって、言葉も発することも出来ません。(続く)





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