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小説 舞の楽園 ( 孫の彼女になって1年 )

 
       孫の彼女になって1年 ( 8 )
  「金を出せ! 俺は3日前に務所から出てきたんだ。騒ぐとブスリだぞ!」
「お金なら・・・そ、そこのタンスの・・・ひ、引き出しに・・・」
強盗さんは怯えている私の指差したタンスの最上段を開いて、お財布を取り出しまし
た。私は乱れたフレアのスカートを直しています。
お財布の中には1万と数千円ははいっているはずです。それを強盗さんに差し出せば
許して貰えると思いました。それで、身を守れるならば安いものです。
強盗さんは当然のように、お財布の中のお金を小銭まで強奪しました。
それから・・・「もっと、有るだろう?」と言ったのです。
「それだけです。お金はありません。そ、それで・・・許して下さい」
強盗さんが怖くて怯えて頭を下げてお願いしたのです。

 「これは、貰っておく!しかし・・奥さん。いい身体をしているな!黒い下着かい
?」
想像の強盗さんは半袖の青い花模様のブラウスの下に着ている私の黒い下着に欲情を
覚えたようなのです。
「女とは10年もご無沙汰なんだよ。」と言いながら、スカートを直した私に近づい
て、足でスカートを巻くり上げました。
「イヤア・・・そんな・・・そんなことしないでェ・・・。わたしには夫もいるので
すゥ・・・。夫がお勤めの間に犯されてしまうなんて、酷すぎますぅぅ・・・」
捲くられたスカートを必死になって押さえて、私はお願いしました。しかし、強盗さ
んの持っている包丁が怖くて、大声は上げられませんでした。
「これだけしか無いんじゃ仕方がない。後は奥さんの肉体で支払って貰うしか無い
な・・・」
持っていた包丁がギラリと光って床に刺さったのです。ドスッと床に刺さり、私を
威嚇しておりました。
「ヒェ~ッ。ヒイ。イヤッ。イヤ。イヤイヤ・・・」
私は驚いて身を震わせながら抗らいます。だって、私には優しい夫がいるのです。
夫がお勤めの間に強盗さんに陵辱されるなんて惨すぎます。

 ところが私が哀願すればするほど、強盗さんは劣情を滾り立たせた見たいなのです。
「大人しくしろ!人妻を遣るというのも、オツじゃねえか・・・」
怖い声で言って、私の着衣を剥ぎ取ろうとしています。
私の着ていたブラウスのボタンは全部外されてしまいました。そして・・・スカート
のホックも毟り取るように外されてしまったのです。
必死になってスカートを押さえていますが、強盗さんの方が力も強く、1枚も2枚も
上手なのです。
「殺されたく無かったら、大人しくするんだ!俺は殺人で務所に入っていたんだ」と
脅すのです。
それを聞いた私はもう動くこともできません。本当かどうか解りませんが、そう凄ま
れると怖さに身体が動きません。
着ていたブラウスは肌蹴られてしまい、私はただ小さな声で「イヤ、イヤイヤッ」と
繰り返すばかりです。(続く)
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