小説 舞の楽園 ( 孫の彼女になって1年 )
- 2020/08/11
- 00:03
孫の彼女になって1年 ( 20
「失礼いたします」
犯されて汗ばんだタンガをノロノロとした動作で脱いで、彼の待つ浴室へ行きました。
自分の家の浴室だと言うのに、前を押さえて女のようなイントネションで声を掛けてい
ます。
もうオンナになっていたのかも知れません。
「昌子。遅いぞ!」
入って行くと彼のお叱りの言葉が飛んで来ました。そう言う彼の全裸の身体が眩しいく
らいです。19歳の裸身はもう完全に成熟していまして逞しいのです。
向こうを向いてシャワーを浴びているお尻が盛り上がっていまして、腰の筋肉の調和が
若い牡を感じさせるのです。
「スミマセン」
彼の強い言葉に対して、思わず卑屈になって謝っていました。私は肉体が弛んだ年増の
オンナなのです。若い牡の言いなりになるのは当然のことのようです。
それに・・・『私はマゾかも知れない・・・』と前から思っていました。妄想の上です
が、『若い逞しい男に命令されたい』と考えていました。
私生活の上では望むことではありませんが、『男の人に強く出られると何とは無しに謝っ
てしまうのではないか・・・」とも思ったりもしています。
それに、それにです。私はマゾオンナに憧れていたのです。
反対に孫は父親に似たのでしょう、サドッ気が旺盛なようです。
「昌子。俺はお前をお爺ちゃんだとも、増しては男だとも考えてはいない。昌子お前
は俺のオンナになるんだ!それも俺好みの上品な物言いをするマゾオンナになるんだ!」
「そうすれば・・・可愛がってやる!いいな。昌子」
シャワーを止めた孫は浴槽に腰を下ろして私を跪かせると、静かですが強い口調で言い
ました。
完全に彼のものになった私は前に突き出された彼の大きな男性自身を口に含んで頷いて
いました。
その時の私の気持ちは、『これからどうなるのかしら・・・』と云う不安よりも、『この
逞しい身体をした男性の所有物として生きてみようかしら・・・』と考えていました。
世間の人達は確かに、「アヌスを使ってのSEXは同性愛だ・・・」と言うでしょうが
、私は彼のオンナになったのですから同性愛とは違うような気がいたします。
彼も私を男だとはこれっぽっちも思ってはいないようで、『同性愛だ・・・』とは思って
もいません。
私は『女になる』決心を固めました。
それから、もう1つクリアしなければならない問題があります。
それは、私と孫は血の通い合った肉親なのです。でも孫は「もう私を決してお爺ちゃん
などとは呼ばない」と申しています。孫は私を昌子として育てて行く積りなのです。
その証拠に何かあるごとに「昌子」と呼んでいます。
私も「彼が孫である」と言う事実から目を背けることにしました。私は雄大様の牝、そ
れもマゾの牝として彼に仕えることを決心しました。
もうこのような関係になったらば、雄大様も私もそれが最良の道だと思わないと生きて
は行けないようです。(続く)
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