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小説 舞の楽園 ( 息子の友達 )


         息 子 の 友 達    { 6 }
   「ウッ・・」
 私の頭上で耐え切れないような声がしました。次の瞬間です。
 咥えていた砲身は一層大きく膨らんで弾けたのです。 “バチ~ン”と音がしたと思えるほど激
 しく、咽の奥に弾けたのです。
 噎せてしまっていたら美しい砲身を噛んでしまっていたのでは・・と思うと冷や汗が流れます。
 一生懸命になって、咽を開いて咥えていました。
 激しい放出は2度・3度、いえ段々と弱まりながらですが8度から9度は続いたようです。
 息を止めて口中に溜まるものを意識しながら、私の頭の中はピンク色の靄が掛かっていました。
 もう、私は何も考えてはいませんでした・・
 放出が終わった時には、ベットリと精液が付いたままの、まだ固い剛直を横咥えにして舌を出
 してペロペロと音まで立てている私がおりました。
 勿論、激射された精液はゴクゴクと咽を鳴らして飲み込んでいました。

  翼様はまだ夢心地のようです。
 無理もありません。幾ら身体が大きくとも、中学2年生なのです。まだ女の人の躯を知って
いるはずがありませんもの・・でも、性欲だけは強くなっているはずなんです。
 翼様は中学1年生の頃から、自分の男性自身から精液が出ることを知ったようです。
 女の肉体を思い浮かべながら、自分で自分の砲身を擦って自慰をしていたそうです。
 早いですね。私などは高校生になって暫くしてから、自身の砲身から白いものが出るのを知
ったのです。

  これも・・寝物語に聞いたお話ですが・・
 翼様のご両親は翼様が小学校に通っている頃から、御父上のご都合でアフリカのガーナへ行
かれたそうなのです。
 ガーナでは、翼様に充分な教育を受けさせることが困難だ・・と云う理由で、翼様だけはお
母様のご両親の元に預けて行かれたとのことです。
 そのお話を聞いている時に、私は母性本能に目覚めたのです。
 『翼様はご両親から離れて寂しいのだ・・寂しい翼様をお慰めしなければいけないんだ・・』
 と思ったのです。
 そして・・『わたしが本当の女になって、この方をお慰めしよう、いえ・・しなければならな
い』と考えていました。

      < 女に・・ >
   きっと、その時の翼様は夢を見ていたに相違ありません。
 シャワーの中で、腰を立てて自分の放出した精液を飲み込んでしまって、まだ固い砲身をペロ
 ペロと舐めている白い躯を真上から見ていて、女と錯覚したのだ・・と思います。いえ、思い
 たいのです。
 全体的に白くフックラとした私の躯に手を伸ばして来たのです。シャワーの飛沫の中、目と目
を合わせた翼様は何を思ったのか、手を延ばして私を抱き起こしたのです。
 小柄な私は翼様の胸の中にスッポリと包み込まれてしまいました。抱かれた私は生娘のように
 喘いでおります。
翼様の手は私の背中から腰へと動いていました。(つづく)














 
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