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小説 舞の楽園 ( 息子の友達 )


         息 子 の 友 達    { 10 }
   彼は積極的です。
 翼様は昨晩は一睡も出来なかったそうです。明日、私のマンションを訪ねること・・を
 考えていたそうです。
 光太が塾に行くのは知っていたのです。
 『もしも、私が玄関に入れてくれたらば、いきなり抱き締めよう・・』『そして・・キス
 をしよう。そして・・「俺のオンナになってくれ!」と言おう・・』と思っていたそうで
 す。
 キスをしてしまったら・・私に拒否をされるなんてことは考えていなかったらしいので
 す。
 若い彼らしい・・それを聞いた私は思わず苦笑いを浮かべていました。

  唐突とも言える彼の告白(いえ、求愛でしょうか・・?)を聞いた途端に、私は舞い
 上がってしまいまして、小さく頷いていました。
悲しいほど真剣な眸で見詰められて、圧倒されまして何も考えることは出来なかったのお
です。考えなければいけないことは一杯あったはずなんです。
まず・・男と男なのです。幾ら翼様の美しい男根に魅せられてしまってご奉仕をしてし
まったと言っても、私は世間で言うところの男性なのです。若者を同性愛に染めてしま
ったのです。
次に・・私より頭1つ大きい身体をしていると言っても中学生なのです。SEXをした
ことのない中学生を大人の男が誘惑してしまったのです。
もしも世間の人に知られたらば・・他人は何と言うのか・・判ります。

 けれどもその時は、求愛されたことに嬉しくなりまして夢中になってしまったのです。
その時は考えられませんでしたが、後で考えると大変なことをしてしまったのに気が付
いたのです。
でも・・もう翼様のオンナになってしまった後でしたから、『わたしはその罪を背負っ
て生きて行こう・・』と考えました。『いえ、そうするより他に道は無かった・・』の
です。


  頷いたことで、食い入るように見詰めていた翼様の眸が喜びと安心で、パァーと明
かるく輝いたのです。
「本当に・・本当なんだね・・?」
本当は断られる・・と思っていたのでしょう、嬉しそうにそう言うとまたギューウと抱
き締めて、身長差で上を向いた私の唇に再び吸い付いて来たのです。その口付けは稚拙
でしたが誰よりも情熱的で、暫く私の唇を離してはくれませんでした。
両腕の上から抱かれています私が彼の口中に舌を入れ歯茎を舐めますと、彼も慣れて来
たようで舌を絡めて上手に私の舌を吸います。

 余裕が出て来たようです。翼様の右手が私の身体を撫ぜはじまて、やがてお尻の方に
廻って来ます。
「アン・・」
私は思わず咽を鳴らして、逞しい背中に手を廻してお尻を振ってしまいました。。
私の下腹部には彼の怒張した男根と思われるものが当たっております。それを感じた私
は『こんなに大きくなって・・わたしでも感じてくれるのだわ・・』と嬉しくなってお
りました。
もう・・女の考え方です・・ね。(つづく)















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