小説 舞の楽園 ( 息子の友達 )
- 2020/09/19
- 23:38
息 子 の 友 達 { 11 }
「この白い身体は・・本当に僕のものになったんだね・・」
永い永い情熱的なキッスの後に、翼様は確認するように呟きました。
「ええ・・そうよ!あなたのものになったのよ・・わたしはあなたの女になりまして
よ・・ですから・・可愛がって下さいまし・・ね」
好きになってしまった翼様の情熱的な口付けによってメロメロになってしまった私は、
大きく頷きました。今度は私から彼の唇に吸い付いていました。
でも・・恥ずかしくってとてもそんなことは言えませんでした。
[どうぞ ・・お入りになって・・]
再度の情熱的なキッスを受けていた私は翼様をお部屋の中に招き入れました。
翼様のオンナにして頂いたからには、優しい女言葉を使ってイントネーションも女の
ものでなくてはなりません。
自然とそう云う言葉になっておりました。
上がって頂いて、今にある2人掛けのソファーに座って頂きました。
「ここに・・座ってよ・・!」
お茶かコーヒーでも入れましょうかと思っていますと、翼様が座っている隣を叩いて
おります。もう既に自分のオンナに対する自信を持った男の態度です。
「はい・・」
素直に可愛く返事をしまして、ソーッと座りました。勿論、その時はスラックスを
履いていますのですが、何故か膝を付けてソファーに浅く掛けて、女座りをしてい
ました。
「可愛いよ・・」
左側に座った私の肩を引き寄せて、そう呟くとイキナリ唇を奪って来ました。そし
て今度は舌を入れて来たのです。
さっきの玄関でのキッスはこの前の時以来2度目のキスだったのでしょう、下手糞
でしたが、もうベテランのようなキスです。
歯茎を舐め・舌を入れて私の舌を痺れるほどに強く吸うのです。
年下の男の子からキスをされているのだと云う意識は完全に私の頭の中からは消え
失せて、全身の力が抜けて思わず逞しい肩に縋り付いてしまっております。
フト気が付くと、翼様の右手が私の着ていたシャツを捲り上げて乳首をナゾッテい
ます。
私の白い胸は身体がふっくらとしているからでしょうか、普通の男性よりも丸く盛
り上がっています。
その白い胸の頂点にある薄茶色と言うよりは薄桃色のちょっと大きめの乳首を掴ん
で来たのです。そして胸乳を大きく掴んで揉み込み始めていました。
「あっ・・あつ、あっあっ・・ああぁ・・」
思わぬ快感に私は喘いでしまっていました。
今は離婚をしまして独りですが、以前は妻もおりましてSEXの前技として妻の乳
房を愛撫したこともありました。しかし・・何時の頃よりか、何故か乳房は妻が嫌が
るようになりまして愛撫は止めております。
乳房への愛撫がこれはどまでに快感を与えてくれるものでと云うことを、初めて知っ
たのです。
胸への愛撫をせがむように、私は思わず胸を突き出しておりました。(つづく)
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