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小説 舞の楽園 ( 息子の友達 )


         息 子 の 友 達    { 45 }
       
< 息子の筆おろし >
   最後に息子の光太とのことを記させて頂きます。
 光太も高校生になって、翼様ほどではありませんが、大分逞しい男性になりました。
 翼様と同じ高校に進みまして、高校1年生の時は違うクラスになったようですが、2年生
 のクラス替えでは又同じクラスになったのです。
 今まで翼様とはお友達のお付き合いをさせて貰っていると申します。

  それは1週間前のことです。
 「光太に彼女が出来たらしい・・。『彼女とSEXをしたいんだ・・』と相談をうけたん
 だ!』と相談を受けたんだ」
 激しい中出しのSEXの後の深い陶酔の中にいて、愛する若者の胸に縋り付いている私に
翼様はおっしゃいました。
「光太が・・そう・・」 
2か月くらい前にあった光太の逞しく雄臭くなった肉体を思い出しながら、『光太ももう
そんなことを言う年頃になったんだわ・・』と考えていました。

 光太は目下、思春期の真っ只中にいるようで、性に関して関心を持ち始めたようですが、
実戦経験は無いと思われます。
翼様の言によると、高校1年生の時に好きな娘が出来て最初のSEXらしきものをしよう
としたら、相手の娘さんが泣き出してしまって自信を失ってしまった・・のだそうです。
「自信が無いんだ・・・」
光太は翼様にそう言ったそうです。
落ち込んでいる親友の光太を見ていて、『女を抱かせてやろう・・』と思ったのです。翼
様のオンナと言ったらばわたししかいません。
『ひかりを抱かせよう・・』と決心したのです。

 「ひかり。光太に抱かれてくれないか・・?」
気怠い陶酔の中にいた私は驚いてしまいました。幾ら女になったからと言っても、私は
光太の父親です。『エッ』と思いました。
しかし、「翼様は困っている童貞の親友に自分のものを貸してあげる・・」と言った感覚
なのです。
光太の父親としてでは無くって、ひかりと言うオンナを抱かせてやる・・と云った親友
思いの翼様なのです。
『近親相姦になるのかも知れない・・』とのことの重大さに、流石に即答は避けたので
す。
「考えさせて頂きたいのです・・」
「ひかりが嫌だったら、無理強いはしないよ・・。ひかりは僕だけのオンナだもの・・
だけど、光太も大切な親友だしな・・」
私が瞬巡していますと、私が光太の父親だったことを忘れたようにおっしゃるのです。
親友のピンチを救うために、父親だったことをワザと忘れている見たいなのかも知れま
せん。(つづく)
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