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小説 舞の楽園 ( 障害者の息子 )

    
         障害者の息子   < 2 >  
   「大きくなったね。恥ずかしがらなくても・・・いいわよ・・・」
 息子の前に跪いた私はその砲身に手を伸ばして大きくなった幹を握って、何故か女の
 ように、いえ母親のように優しい言葉を掛けていたのです。
 私は母親の愛情を知らない息子を可哀想だと思っていました。
 時には、特にその時には。母親の代わりに息子の面倒を見る父親と言うよりは、息子
の大きくなった男性自身を見て、身体が不自由な息子を不憫に思う母親の気持ちにな
っていたのかも知れません。
 私にも経験がありますが、自家発電をする年頃なのです。
 それも出来ない身体に生まれてしまった息子が不憫で耐まらないのです。


  私は障害者施設に勤めていますから、子供の、特に男の子の性の問題については良
 く相談を受けていました。
 「知恵遅れのある子供さんの肉体の発達に伴い、立派に成長した男根を持て余してい
 る姿を見て、母親が耐えられない」と言うお母さんの言葉を良く聞くのです・
 お母さんの中には、「『近親相姦は人の道に外れたことだ・・・』と言うことを知りなが
 らも、息子が不憫の余り自分の肉体を投げ出してしまう人もいるようだ・・・」と言う
 話を良く聞くのです。
 その考え方の根本には、『自分は如何してこの子を産んでしまったのだろう・・?』と
 いう罪の意識が働いているのではないかと、私は考えておりました。
 そして、『人の道に外れた近親相姦と言う行為をしてででも、この子の悩みを解決して
 上げたい・・』と思ってしまうのかも知れません。
 そう考えると、一概には非難出来るものではないと思っております。いかがなもので
 しょうか・・・

 お風呂に入る時は、当然、2人とも丸裸です。
 あっ・・・その前に、息子の正人と私の身体の違いをお話ししましょう。
 正人は亡き妻の父親に似たのでしょうか、16歳だと云うのにもう私よりも背丈が大き
 く、筋肉なども付いております。
 大きいだけでは無く、今はそれほど毛深くはありませんが、毛深くなる素質は十分に持
 っているようでした。だって・・陰毛などは細く薄いのですが、広範囲に生えておりま
 すし、腋の下の毛なんかも生えて来ているのです。
 それに何と言っても、男らしくって色黒なのです。
 この色が黒いのは、お天気の良い日はベランダに出て日焼けをさせていることも、原因
 の1つだとは思いますが・・
 正人を県の施設から引き取った時から、ベランダに出してお日様に当たるようにしてお
 ります。
 私の家は市営住宅です。3階の2DKで前には大きな河が流れていまして、住宅はあり
ません。ですから・・他の人に見られると云うことは無く、裸でいることが出来るので
す。
又、日光浴をすることで、少しでも健康に役立てればと思って、そうさせているのです。

 私は母親に似たのでしょう、小柄で158cmしかありません。
しかも男性にしては色白で、骨格なんかも華奢で、ちょっと小太りと言うか肉付きが良
いのです。そして・・体毛もほどんと生えていません。
要するに、女見たいな身体をしているのです。(続く)

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Author:舞
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