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小説 舞の楽園 ( 障害者の息子 )

    
         障害者の息子   < 14 > 
   「そぉ~と・・ね・・」
 その切なそうな声を聴いた私は、彼が動かさないでいたくれたことを感謝しながら
 頷きました。
 「大丈夫だよ。血は出ていない・・・ようだよ・・」
 腰が離れて砲身が少しずつ抜かれて、私の腰を掴んでいた彼の手が、アヌスに宛が
 われていました。彼の安心したような声が聞こえました。
 私が余りに痛がるので、『アヌスが切れたか・・・』と思ったようで、手を回して
 調べてくれたのです。
 「アッ、アア・・・」
 指が砲身を咥え込んでいるアヌスに当たって、それがまた、気持ちが良いのです。
 私は一段と高い喘ぎを上げてしまいました。
 もう、そこはちっとも痛くはありません。

  “ズル、ズルズル”と砲身は引き出されました。
 「ああっ・・・そんな・・・」
 大きく張っている亀頭が砲身と共に引き出されて、肛門の内壁を擦っています。さ
 っきまでの痛さは嘘のように無くなって、肛壁を裏返しにされるような肛道を擦る
 感覚が何とも言えないのです。
 私の裏返った女の声が艶めかしく響いていました。

  彼は肛門の出口のところまで引き出すと、腰をズンと突き出しました。そうする
 と、砲身が肛道の奥深くまで入り込んで来たのです。
 「アン。アアァ・・・」
 思わず大きな声を上げていました。その声に刺激されたのか、勢い良く抜いて、再
 び最奥を突かれました。
 「アンッ、アアン~ッ・・・」
 若い砲身は我慢に我慢を重ねていたのでしょう、私の白いお尻をムンズと掴んで、突
 き入れのピッチを速めています。

  「ああっ、出るぅぅ・・・出ちゃうぅぅ・・」
 ズンズンズンと5~6度、いえ、7~8度は凄いピッチで突かれたでしょうか、それ
 は突然ピタリと止まったのです。彼の口からは悲鳴ではありません。雄叫びが上がり
 ました。
 それと同じくして、ピッチリと大きなものを埋め込まれた肛道に止まった砲身の内部
 に、先端に向って噴き上がってくるものを感じたのです。
 『あっ・・・精液だわ』そう思った私は感動しました。
 私も男性の端くれです。自分の小さいものを擦ったことはあります。少ないにしても
 精液が出る瞬間は握った手に分かります。

  次の瞬間です。
 “バシ~ン”
 私の直腸の最奥で、大爆発を起こしたのです。
 今日はもう2回も爆発を重ねていると云うのに、前よりも数段強烈だと思えるほど
 激しい爆発でした。腸がビリビリと震えて、腸が破けてしまうのではないか・・・と
 心配になるほどでした。
 「オウ、オウッ・・・ウウッ」
 私は女に有るまじき声を上げていたようです。(続く)
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