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小説 舞の楽園 ( 障害者の息子 )


     
         障害者の息子   < 19 >

  「理佳。俺はオンナには体毛が無い方が良いと思っているんだ!お前の白い肌には
 ムダ毛なんか無い方がいい!」
 浴槽に身を沈めた正人様が躯を洗っている私の方に顔を向けて言い出したのです。
 もう「僕」とは言いませんで、[俺]です。完全に女に対する男の言葉です。
 「ムダ毛を全部剃ってツルツルになってから来い!明日は土曜日で、施設は休みなの
 だろう・・・?。もう1度綺麗になった躯を抱いてやる・・・!」
 不思議そうな顔をしている私にそう言い終えて、ザブッと浴槽から立ち上がりました。
 驚くことに若い彼の砲身は、もう3度も放出したにも関わらずに起ち上がって天を向
 いているのです。
 きっと剃毛を済ませた私のツルツルになった白いお肌を想像したのだとは思いますが、
 それにしても彼の精力の強さは驚異的です。
 そう言われて「はい・・・」と素直にお返事をしましたが、直ぐに疲れてしまう私と
 しましては、彼の精力の強さに太刀打ちできるかどうか心配になりました。

  正人様が浴室を出て行かれた後にご命令通り、私は剃毛に取り掛かりました。ご
 主人さまのご命令ですから、私は従わなくてはなりません。
 まず、足の産毛を剃り、腋の下にショボショボと生えている毛を剃りました。
 生活する上には差し支えないことが解っていますが、大人の印を無くすようで心もと
 ないのです。
 でも正人様が「それが無い方が良い」とおっしゃるのならば、剃らない訳には行きま
 せん。私は正人様のオンナになったのですから・・・
 正人様と比べると1/ 5 ぐらいの面積と量の陰毛をも剃ることにしました。
 そして、1/ 3 ぐらいの大きさのオチ〇チンを左手で掴んで、裏側まで剃りました。
 剃っている最中に興奮からか、子供のように皮冠りのそれは最大限に起ち上がってい
 ますが、まだまだ正人様のとは比べ物にはならないのです。
 私のように小さいペニスを持った男は、本物の男じゃない。本当は女として生きるべ
 きじゃなかったのか・・・と云う念を強くしておりました。

  今剃ったばかりのオチ〇チンと汚物を出したばかりのアヌスを良く洗って、私は
 オズオズとベッドに近づきます。
 無論、恥ずかしくって、恥毛を綺麗に落とした陰部は両手で隠していました。
 「剃って来たのか・・・?良く見せて見ろ!」
 私の男になった正人様はベッドに横になっていましたが、私が近づくと起き上がって
 そう命令しています。もう息子の正人ではありません。ご主人様の厳しいご命令です。
 「はい・・・どうぞ、ご覧になさって下さいませ・・・」
 恥ずかしくって仕方がない私ですが、正人様がそのような態度をお取りになると、私
 はますますオンナになって行くのです。それもマゾオンナにです。
 彼の前に直立しまして、恥部を隠していた手を除けて気を付けの姿勢を取っていま
 す。
 私は体毛を剃っている時点で、「わたしはオンナになったのだから・・・彼のどんな
 に恥ずかしい命令でも、言いなりになるわ・・・」と考えていました。(続く)
 
  
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