障害者の息子 < 43 >
「理佳。どうした・・・?お前からもお願いするんだ!」
怒ったようにおっしゃる正人様の言葉に、私は覚悟を決めました。だって・・・正人様
は私にとっては絶対のご主人様なのですもの・・・SEXの時にはSの正人様のご命令に
は逆らうことなど考えてもいなかったのです。
それに、施設長さんには好意以上のものを感じていたのです。
「施設長さん。お願いします。わたくしを、いえ。理佳を抱いて下さいませんかしら。
理佳は・・・理佳は、施設長さんには本当にお世話になっておりますのよ。それなのに
・・・お礼も出来ずに心苦しく思っておりました。だから・・・せめて理佳の肉体でお
礼をさせて頂きたいのですぅぅ・・・」
「お願いです。理佳を・・・理佳を抱いて頂けませんこと・・・」
自分のことを「理佳」と呼んで、クネクネと身体をくねらせながら女になった媚態を精
一杯滲ませて施設長さんを誘惑していました。
私の声は恥ずかしさとハシタナサで震えていたと思います。
「理佳見たいな女を抱いてやる趣味は無いと思いますが、理佳の身体は本当に女のよ
うなんです。理佳もああ言っていることですし、理佳に恥を搔かせないで下さい」
正人様は椅子を滑り下りて、カーペットの上に正座をして、施設長さんに頭を下げて
お願いしたのです。
「ほらッ。理佳も一緒にお願いしないか・・・?」とおっしゃるのです。
思いがけない正人様の姿に呆然としていた私も、我に返って一緒に並んで頭を下げて
いました。もうすっかり、恥ずかしいことを忘れてお願いしていたのです。
「いいよ。そんなことはしないでくれないか・・・?」と言っていた施設長さんも正人
様の説得に結局は折れてくれたのです。
「じゃぁ、飛田さんの・・・身体を見るだけだからね・・・」
施設長さんは私が女になる前から飛田君と呼んでいましたが、初めて「飛田さん」と
呼んでくれたのです。そして・・・女に変った私の肉体を見るだけ・・と云う条件な
がら承諾してくれたのです。
「理佳。施設長さんの承諾を得られたんだ。支度をしてお出で・・・!」
施設長さんにお礼を言って、正人様は再び私に命令しております。
正人様は「理佳を抱いて欲しい」と言った手前、私が抱かれないと引っ込みがつかな
いようです。
もう息子では無くって、完全に私の男の言い方でした。でも・・・私はそれがとって
も嬉しく感じていました。
「はい・・・」
私は頷いて、「理佳を抱いて欲しい」と彼が申した一言から異様な雰囲気に染まった
お部屋を後にして、襖1枚隔てた隣の室に向かいました。
私の顔は真っ赤に染まっていたそうです。
襖を閉めた私はスカートを脱ごうとして、ハタと気付いたのです。
私のアヌスは、いえオマ〇コはもうお浣腸無しでは排泄することも出来ないのです。
それでも他人から見れば不浄で汚いところです。
今日のことは正人様から何も聞かされていませんでしたので、何時もの通り朝お浣腸
をして、綺麗に洗浄してはありますが、1日が経っております。
そんなことは、万に一つも無いと思われますが、もし施設長さんに挿入して頂いて、
汚物が付いたならば、施設長さんは『なんだ・・・』と思われることでしょう。
施設長さんには2度とアヌスを使ってもらえないでしょう・・・と考えたのです。
(続く)
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