小説 舞の楽園 ( 障害者の息子 )
- 2020/12/19
- 00:33
障害者の息子 < 44 >
「ちょっと・・・お待ちになっていただけませんこと・・・」
襖の向こうに声を掛けて大急ぎで浴室に行きまして、イチジクでお浣腸を施してアヌ
すを綺麗にしました。勿論、「施設長さんの気が変る前に・・・」と気が気ではあり
ませんでした。
右手の指を4本も入れまして、アヌスを柔らかくすることも忘れてはいませんです。
「お待ちどうさま・・・」
正座をして襖を開けた時の私の姿は、白裸の上に紫色の薄いナイロンで出来た
ベビードールに、極薄のこれも紫のパンティで無毛にした下腹部を覆っているだけ
でした。
お部屋の明かりは、私が恥ずかしがるのではないか・・と正人様が薄暗くして下さ
っておりました。けれども、正人様に毎晩揉まれて大きく成長した乳房と色濃くな
った乳首は薄いベビ-ドールを透かして見えているはずです。
私は施設長さんに抱かれることを、もう決心しておりますが、自分で自分のあられ
もない姿に恥ずかしくって声が震えておりました。
お部屋に入って行くと、施設長さんはポカンとお口を開いて私を見ています。私
がこんなに淫らな姿で現れるなんて、思っても見なかった見たいです。
「施設長さん。良くお出でいただきました。今日は、日頃お世話になって、お目に
掛けて頂いて、優しくして頂きましたお礼ですわ・・・」
「理佳はお恥ずかしいのですけれど・・・正人様のオンナでございますのよ・・・
正人様が『お礼の意味を込めて抱いて頂け・・・』と申しております。どうか理佳
を抱いて頂きとうございます・・・」
施設長さんの座っている椅子の前に跪き、三つ指を突いてお願いしました。
「理佳。そんな言い方は無いだろう・・・?それじゃぁ、俺がお前に無理矢理言わ
せた見たいじゃ無いか・・・」
「理佳。お前も施設長さんが好きなんだろ・・・?夜の女になった積りで、もっと
色っぽく迫らなければダメじゃないか・・・」
正人様のムッとしたちょっぴり怒ったような声が、下げている頭の上を通り過ぎて
おります。
彼は私が施設長さんのお話をします時はイキイキとした顔をするのを、知っている
のです。
私はハッと気が付いたのです。
『施設長さんに対しても見栄があったのだわ・・・もっと素直にならなければいけ
ないわ・・・』と反省したのです。もう女の意地見たいなものがこみ上げていま
した。
『ここで・・・施設長さんに抱いて頂かなければ、ここまで恥をさらしてしまった
のだもの、明日からは生きては行けないわ・・・』と思いました。もう、毒を食ら
わば、皿まで・・・と言った心境です。
若い頃に、勿論結婚する前ですけれど・・・1度だけ行ったことのあるキャバクラ
の女性になった積りで、脚を開いて座り直しました。そして施設長さんの足元にに
じり寄り女の媚態を示して、ズボンに手を掛けました。
施設長さんはもう何もおっしゃりません。きっと、このお部屋の雰囲気に毒されて
しまったのでしょうか・・・
ズボンの前に手を置くと硬くなった砲身が解ります。
『あらっ、施設長さんも、こんな女の真似をした・・女の媚態を示しているわたく
しでも、感じていらっしゃるのかしら・・・』と思うと天にも昇ったように嬉しく
なっております。
『わたくしを女として認めてくれているのだわ・・・』と言う気持ちです。≪続く)
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