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小説 舞の楽園 ( オトコとオンナの関係 )


          オトコとオンナの関係    ( 16 )
   僕のオンナになった父は、弾みだとは云え息子のオンナになってしまったことを、
 大分悩んだようです。
 それは・・そうだと思います。男と男の同性愛で、しかもオンナになった自分のアヌス
 を使ってSEXをしているのですから・・実の息子と近親相姦にもあたるのですから・
・当然だと思います。
 それは僕も悩みました。父親を僕のオンナとして扱うのですから・・しかし、僕も父も
 その背徳感を楽しむことにしたのです。
 父の場合は、世間に人達は年上である父が悪いと言うでしょう・・世間にバレタらば
一方的に父が悪者になってしますのでしょう・・
 そかし、早苗の肉体の方は僕に開発されて「今では僕が居なければ生きて行けないわ」
 と言えるまでに成長しているのです。

  父は決して快楽に溺れるような人間ではなかった・・と思っております。けれども
 女になってしまった早苗はの全てを僕に預けてしまったのです。
 父と早苗のギャップは、僕にとっても興味ある事柄です。
 もし、僕が精神科のコースを大学で取っていたならば、卒業論文にでも書いていたかも
 知れません。
 僕との関係を割り切った早苗は今では女になることを楽しんでいるようです。

  夏休みも終わりに近づいて、僕が東京に帰る日の前々日からは文字通り寝食を忘れて
 早苗と盛りまっした。
 この土曜・日曜の2日間は、早苗の肉体から男根を抜くことは無かったと思います。
 SEXが終わった後は、疲労困憊の2人は余りに疲れ切って眠れなかった程です。そし
 て、どちらからとも無く、これからの逢瀬のことを話し合っていました。
 「恵介さん。愛していますわ・・もう離れたくはありませんのよ・・。」
 僕の胸に縋り付いて女のように泣いて甘えるのです。僕の方が年上の男のように、これ
 からのことを話していました。
 結局のところ・・僕がこのアパートに毎週来るのは無理だけども、月に1~3回は来て
 早苗は月1回は実家に帰ることを早苗に承諾させたのです。


        < M女早苗 >
  それから大学の卒業までと、卒業してからの2~3年は、早苗との愛欲の生活が始ま
 りました。
 学校が休みになるまでは月に2回は僕が大阪に行き、月1回は早苗が実家に帰って来ま
 して、SEXをすると云った生活です。
 僕は家でも、アパートでも、早苗を完全に女装をさせて女として扱いました、
 大学3年の夏安にには、早苗は女装してM女になって僕の言うとおりに奉仕することを、
 嫌がるどころか率先して楽しんでいるようです。

  「眉ももっともっと細くしたいわ。剃ってしまおうかしら・・?」
 お化粧も完璧に出来るようになって白い瓜実顔が映えていますが、眉だけが女顔には
 似合っていないことを早苗は知っています。
 「それ以上剃ると・・会社の皆に女になっていることがバレてしまうぞ!」
 出来うる限り剃り込んだ眉を鏡に映して早苗はもっと剃りたそうですが、僕が制止して
 いました。
 僕も本当は、早苗がもっと女に近づく為に眉を剃り落したいのですが・・でも、諸派の
 事情からも早苗が会社を辞めることが出来ないのです。(つづく)
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コメント

No title

近親相姦は悪者か。
深い文章で面白く読ませて頂きました。
そして、色々考えさせられる題材でした。

近親相姦では刑事罰はない。
民法でも婚姻は禁止しているだけであって、
別に恋愛をしては駄目だとは記していない。。。
なのに、近親相姦は悪者と定義されてしまい、
背徳感を背負ってしまう。

非常に深い題材の小説です。

LandMさん

 いつもお読みいただいてありがとうございます。
そうですね。民法では婚姻はできないとの規定は
ありますが、刑法では規定をしていません。
やはり悪なんでしょうね。それも同性では・・
しかし、小説の題材としては面白いのではないかと思うのです。
LandMさんの小説も読ませて頂いております。

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