fc2ブログ

記事一覧

小説 舞の楽園 ( オトコとオンナの関係 )


          オトコとオンナの関係    ( 34 )
   「う、うんっ・・。そ。そうだね!是非来て下さい・・よ」
 斎藤さんは『プレイになると、自分の恥態を晒さなければならない・・』とでも思った
 のでしょうか、赤くなってドモッテいます。
 「はい、アリガトウゴザイマス。僕も早苗も楽しみにしています・・早苗と一緒に必ず
 お邪魔します・・」
 空港で『4人でプレイをすることになるのでは・・と感じていたことが、いよいよ本当
に実現するのだ・・』と思って、男性自身が大きく膨らむのを覚えながら快諾の返事を
したのです。
早苗も白い頸筋を赤く染めて「宜しくお願いいたします・・」と頭を下げていました。

 マークⅡに乗り込んだお2人を見送った僕達は、その後、お2人が誘ってくれたこと
を話題にはしませんでした。
お互いに『もしプレイになったならば・・』と思うと恥ずかしかったのです。
その夜は旅の疲れもあって、1回交わっただけです。


      < 偶然 >
  「僕の奥さんが、是非ともあなた達をご招待したいと言っています・・」
2週間ぐらいして3月に入った頃、斎藤さんから僕の携帯に電話が掛かって来ました。
ところが、早苗の方が3月と言うこともありまして休暇が取れませんし、それに斎藤さん
の方も忙しいのか、日程的にお会いすることが出来ません。
僕もお2人とのプレイに大変興味がありましたが、何しろ仕事が優先ですので仕方があり
ませんでした。
僕と逢う時は、完全に女になっている早苗も、言葉には出しませんが心待ちにしている
ようでした。
その3月から4月にかけては、3回しか早苗と逢うことが出来なかったのです。

 僕は2部上場の建材会社に就職しました。
3月末から1か月の社内研修を終えて、営業に配属になりました。
同期の新入社員も3名おりまして、各々先輩に連れられて営業先に挨拶に廻っています。
僕は営業1課の係長とコンビです。
4月も後僅かになって連休前のある日のことです。
このところ毎日、係長と共に会社の挨拶回りをしていた僕達は、午後から2軒目の建設
会社に顔を出していました。
名刺を出して係長に紹介して貰って、帰ろうと廊下を歩いていると、バッタリ斎藤さん
と擦れ違ったのです。

 「あっ・・恵介君じゃ・・ない・・?」
突然声を掛けられた僕は吃驚して相手の人を見ています。夢にまで見た、斎藤さんなの
です。
もっとも・・夢の中の斎藤さんは無毛の全裸のポチになって、僕の男性自身をオシャブリ
しているのですが・・(つづく)


 
スポンサーサイト



コメント

No title

他人のプレイは気になるものですよね。
官能小説も然りで、他人の書く小説は十人十色で、
読んでいて、重視している点が違って面白いですよね。

SM小説の件了解しました。
多分、予定では10月に掲載出来ると思いますので、
それで調整してみます。
万人受け?じゃないですけど、
みんなに読んでもらうSM小説としてみるので、
舞さんは期待外れになるかもしれませんが。。。
楽しんでもらえるSM小説にするよう努力します。

No title

ありがとうございます。
10月ですね。楽しみにしております。

コメントの投稿

非公開コメント

プロフィール

舞

Author:舞
FC2ブログへようこそ!