小説 舞の楽園 ( オトコとオンナの関係 )
- 2021/02/22
- 23:36
オトコとオンナの関係 ( 60 )
1時間前に到着した早苗は化粧を済ませ,胸高に帯を結んで襟を引いて宿の浴衣
を着て僕を待っています。
僕が部屋に入って行くと、座っていた座布団から滑り降りて「いらっしゃいまし・・」
と女の媚態を滲ませた眸をして迎えてくれたのです。
その姿は男として大阪支店の営業して働いている父の面影は全くありませんで、
僕に心から仕える女の姿です。
僕が脱いだスーツをハンガーに掛けている可愛い早苗を後ろから抱き締めて、紅を
引いた唇を合わせると、早苗の躯が震え出してしな垂れ掛かって来ました。
そのまま僕の舌は早苗の口中を暴れまくって、ハードなキッスに移行しています。
永いキッスの後に唇を離すと「お風呂に入ってくるよ・・」と言いますと、「わたし
も・・入りたいわ・・」と言っています。
「オヤッ・・今日はお風呂に入らなかったのかい・・?」
「ううん・・入ったけれど・・も。久し振りにタックをしたので・・お小水で汚れて
しまったようなの・・」と恥ずかしそうに嘆くのです。
どうやら早苗は久し振りにタックをしたので、男性器に先端を出すのに失敗してしま
って、オシッコの時に股間を汚してしまった見たいなのです。
早苗は4年くらい前から、僕と逢う時には、無毛の股間にタックを施すようにな
っていました。
「タックをすると・・女になったのだわ・・と云う気分が強くなるのですもの・・」
と、言っていました。
何時もなら大阪の下宿を出る時に入念にタックをして来るのですが、今日は時間が
無かったと見えて、宿に着いてからタックをしたようです。気が急いでいたのでし
ょう、男性器の皮を剥くのに失敗をしてしまったようです。
タックはオシッコが出来るように、男性器を下に向けて玉々を体内に入れて、空に
なった袋で男性器を包み込み女芯を作るのです。
早苗の男性器は元から小さかったのですが、僕のオンナになってからより小さくな
っていまして、親指ほどなのです。何時も皮を冠っていますので、それを剥いてか
ら先端を出さないとオシッコが出来ないのです。
先端の皮が完全に剥けていないと、トイレで座ってオシッコをしても脚に掛かって
しまうことがあるのです。
「それじゃぁ・・一緒に行こうか・・?」
「ええ・・」と頷く早苗と一緒に部屋を出ました。
浴場は本館の方にありますが、この旅館は男湯と女湯とに分かれています。無論、
浴場の入り口は隣同士の場所です。
もう裸になると完璧に女の肉体になった早苗は男湯には入れません。
この旅館を利用するようになった最初の頃です。2~3度早苗を連れて男湯の方に
入ったことがありますが、他の男性客が入って来て慌てたことがありました。
それ以来早苗はタックをして女湯に入ることになったのです。(つづく)
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