小説 舞の楽園 ( 万引き )
- 2021/03/11
- 22:34
「万引き・10」
(その7)
ズズッ、ズッと万の肉体から貢の肉棒が大きく抜かれた。
「アアア・・あっ」
アナルの感覚は、入れられる時より抜かれる時の方が数倍気持ちが良かった。
雁高の肉棒の王冠のフチがアナルから出そうな程、抜かれている。
<グゥィーッ>
「ワッ。アアアア・・」
突然、直腸の奥深くに叩き込まれて、万の悲鳴が大きく響いた。本当に、腸の
奥深くに男根が突き刺さったのだと思ったのだ。
そして、貢の大きなフグリが、ピタッと白いお尻に密着したのを知覚している。
貢はことさらに震幅を大きくして、男根を抜き差しした。
「あっ、あっ、あっ、あああ・・」
貢が砲身を深く差し入れる度に、万は喘いだ。
貢は万が喘げば喘ぐほど余裕が出てきた。
初めはズシン、ズシンと直腸を突いていたのだが、何時の間にか、女を相手に
する時のように三深七浅のリズムを刻んでいた。
「どうだ?万子。気持ちがいいか?痛くは無いんだろう?」
喘ぎが変わってきている万に聞いている。まるで、女の人の喘ぎとしか思えな
い喘ぎ声であった。
「・・・・」
万は息を詰めて頷いていた。それでも、恥ずかしいのか、真っ赤になっている。
「万子よ。気持ち良かったら、気持ちいいと言うんだ!素直になるんだ!女は
素直が1番だぞ」
紅を散らした万を見て、グイット腰を入れながら貢は言う。
「あああっ、ああ、気持ちがいいわ・・ああ、気持ちいいですぅぅ・・」
万は素直に気持ちを表現することにした。
「あああ・・いい! いいわ。いいわよ・・・」
何時の間にか、万も気が付かないうちに、歓喜の言葉が女言葉になっていた。
貢は万のその言葉を聞くと、我慢が出来なくなっている。
これが、女が相手であったらば、妊娠させてはいけないと云う自制心も働いて
相手の女の肉体から、否が応でも肉柱を抜いているところである。
「イクのか?万子!お、俺も、イ、イクぞ!・・ウウンッ・・・いいか?」
貢の大砲は、直腸の最奥を突いて、そこで、停止した。
「あなた。いいわぁ。いいわよ来て・・・」
妻にも言われたことの無い言葉を万は口走った。それほど、貢の射精が欲し
かった。自然と口にしていた。
万の意識は、完全に女になっているのであろう。
「ああ、来る。来るわっ・・」
万のアヌスは貢の巨大な剛直に、根本の方から精液がドクドクドクと昇って
来るのを知覚していた。
<ドバー。ドバぁー>
本当にそう云う感じがした。知覚の次の瞬間に腸の奥が痛みを感じるぐらい
に激しく弾けたのだ。
「アッ、アアアア、アアンッ・・」
それは、万の体内に散弾を打ち込まれたような衝撃だった。そして、それは
2弾、3弾と続いて打ち込まれている。
「アン、アウンッ。アアンッ」
飛沫を浴びた万は甘い声を上げていた。
無意識なのであろう。万の肉体は入っている肉柱をキュッキュッと締め上げ
ながら・・・
<これが男の人なんだ!この力強いシブキが・・・それに引き換え自分の
小さい男根からは、こんな感じで射精したことがあったろうか?>と、白濁
する頭の中で自問を繰り返していた・・・(続く)
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