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小説 舞の楽園 ( 万引き )


         「万引き・16」
   (その11)
 先に浴室を出た貢が全裸を布団の上に身を横たえているのを見て、女のように
恥ずかしそうに顔を伏せている。
その時の貢の姿態といったら、丸裸の上に巨大な男根をギンギンに勃起させてい
たのだ。その姿態を見て固まってしまったのだ。
「万子。如何した?早くこっちへ来んか!俺の上だ!」
部屋の入り口のところで固まっている万を見て、焦れたように声を掛けている。
<犯り殺されてしまうのでは・・・>万は一瞬思った。
貢の精力の強さには恐怖を感じている万ではあった。でも・・先程のアヌスの
快感は肉体が覚えていた。
<もう、この男に身体はお預けしたんだ・・如何にでもして下さい>と、言う心
境であったことはいがめない。
言われるままに、前の小さなものを恥ずかしそうに隠しながら、貢の裸身にかじ
り付いていた。
「良くオマ〇コの中まで、洗って来たんだろうな?」
言いながら、恥ずかしげに抱きついてくる白い身体を受け止めて、貢は激情に
駆られたように万の口を吸っている。万を恥ずかしがらせることを言うのは貢
の癖であるようだ。
貢と違って胸毛の生えていない白い胸にも口を付けている。小太りの万の胸乳
はフックラと盛り上がっていて、ちょうど少女の胸乳に似ている。
「あ、ああッ、あああ・・」
むっちりと膨らんだ少女ほどある万のオッパイを片手で弄ると、もう片方の乳
首を吸っている。歯を立てると善がり声が大きくなる。
乳首の周囲が真っ赤になるまで、歯を立てて吸い、舐めた。
「万子。オッパイが感じるのか?」
「あああっ、あっ・・・感じるんですぅぅ・・」
年上の男は、年下の女が年上の男に甘えるがごとく答えている。
そんな万が益々可愛いと思う貢である。右手の甲を面上に乗せて、恥ずかしが
っている白い下半身を、胸の方に屈曲させて、淡いこげ茶色の臀裂を剥き出し
にすると、舌を這わし始めていた。
「ああ・・あん、ああん」
万の上半身は白蛇のごとく、くねって身悶えを打っている。
こげ茶色の臀裂の底には、放射状の線が微妙に崩れて窄まった不浄の孔が見え
ていた。その孔はブドウ色がかった輪口を開いてふっくらと盛り上がり、その
中心は直腸に続く暗い小径を覗かしていた。
「あっ、そこは・・イヤッ・・そんな!」
舐め上げている舌が、その濃紫色の蕾に触れると、布団の上から持ち上がった
ふくよかな尻がブルッと振るえている。
貢は丸めた舌を、既に柔らかくなっているその肛門に押し込んだ。その腔口か
らは石鹸の臭いしかしなかった・
「ああ・・汚いわ・・ああんっ」
敷布から浮き上がった背中が弓状に撓んで、白い咽が仰け反って、女よりも
女らしい歓喜の叫びが万の口から洩れていた。(続く)
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