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小説 舞の楽園 ( 粕谷整形外科病院 )


    
        粕谷整形外科病院 - < 10 >
  孝子も男性のお相手をすることは嫌いでは無かった。むしろ、好きな男性にアヌスを
捧げたいと思っている。
しかし、副部長が恋愛の対象になるとは考えてもいなかったので戸惑ってはいた。
『もうゲイバーでのバイトのことも知られてしまっているので、この肉体を捧げても仕方
がないわ・・・』と思ってはいた。もし、肉体を捧げるのだったら、ウケの常識として
挿入されるペニスに汚物が付くことだけは耐えられ無かったから、シャワー浣腸までして
いたのである。
孝子が浣腸まで施していることを知らなかった圭太はテレビの最終ニュースを見ながら、
孝子が遅いのを焦れていた。
ベッドサイトに黙って佇む孝子の胸高に巻いたバスタオルから出て見えている剃毛をして
ある白い脚を見た途端に、優しく抱いてやろうと云う気持ちは何処か遠くの方へ飛んで行
ってしまっている。
「遅いじゃないか・・・」
そう言うがいなや、小柄な孝子を突き倒しベッドに押し倒していた。

  「アッ。イヤッ・・・。乱暴にしないでェ・・・」
抱き付かれて押し倒された拍子に孝子の胸に巻いていたバスタオルが捲くれて、白い脚と
両肢の付け根の三角形が見えている。
その下腹には黒い茂みは無く、小さな皮を冠ったオチ〇チンが左右に揺れていた。
孝子は密着された全身を捩って抗らおうとするが、圭太の右手はもう既にバスタオルの
内側に入っている。
「イヤア・・・」
「オヤ・・・ここの毛はどうした・・・?」
女をコマした時は何時もの手順で下腹の茂みに手を延ばした圭太は、ジャリと云う手触り
が無いことに気が付いている。

 「そうか・・・剃ってあるのだな・・」
下腹を圭太に触られてしまって、小さく躯を縮めてしまった孝子を、圭太は「マゾ女」だ
と確信している。
『普通の男や女ならば、そんなところにある毛などは剃ったりはしないだろう・・・』と
圭太は思っている。
『孝子がマゾだからこそ、あそこの毛を剃って、身体中をツルツルにしているのだ・・』
と思っている。
『このマゾ女を徹底的にマゾに仕込むのも面白いかも知れない・・・』と考えながら、胸
高に巻いてあるバスタオルを取ってしまっていた。
圭太の心のうちとしては、ゲイバーに勤めていることや、肉体の秘密まで知ってしまった
孝子を手放したくは無かったのだ。

「や、優しくして・・・」
丸裸にされてしまった孝子は縮めていた両肢を伸ばされながら、急激に女の快感が湧き上
って来るのを覚えながらも、哀願していた。
もうこの副部長に身体を奪われるのことは覚悟していたが、圭太がこれほど乱暴なことは
想定していなかった。(続く)
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Author:舞
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