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小説 舞の楽園 ( 粕谷整形外科病院 )


    
        粕谷整形外科病院 - < 14 >
  圭太はラストスパートを掛けた。
パンパンという音がグチャッ、グチャッと云う音に変わり、接合部から淫らな汁が垂れ
ているようだ。
「アアアン、も、もう・・・出して・・・ちょうだい・・・な」
砲身の刺激に切なくなっているのか、孝子は切れ切れの声をだした。
「何を・・・だね?」
激しいピストン運動をしているにも関わらず圭太は余裕だ。孝子の切ない声を聞いたか
らであろうか、女を追い込んでいる余裕である。
「ア~ン。意地悪言わないでェ・・・先生のものが欲しいのよ・・・」
「もの・・って何んだ・・・?」
圭太は女を屈服させるのが好きなようだ。
「精液よ!あなたの精液を入れて・・・」
孝子は耐え切れなくなったように叫ぶがごとく言った。もう完全にオンナになっている。

 どの女もそうであるが、最後の段階になると女は卑猥な言葉を口走るものである。
上品ぶった女ほど落差が激しいものであることを、今までの経験から圭太は知っていた。
そう口走った孝子を見て『完全に女に落ちた。もう俺のオンナだ・・・』と圭太は思っ
たのだ。
そう思うと、放出の欲求を押さえることが出来なかった。もう圭太の欲求は限界を超え
ているのを知っていた。
「出すぞ!ウムッ・・・出るぞ・・・」
大きく動いていた砲身がオマ〇コの最深部でピタッと止まった。
『アアッ・・・精液が・・・』
孝子の肛壁は太い剛直の内部を精液が駆け上って来るのを感じている。
一瞬の後に、それはドバーと弾けた。
「ウアアッ・・・ウムッ・・・」
肛壁の最奥を叩く凄まじい衝撃に孝子は獣のような意味不明の叫びを上げている。
続いて第2弾、第3弾と強い衝撃に、孝子は凄く幸せな気分になりながら気が遠くなっ
ていた。
段々と弱くなりながらも、その衝撃は6~7回は続いたようだ。


 「フウゥ・・・」
圭太の溜息のような大きく息を吐き出す声が聞こえた。
二つ折りにされていた白い身体は何時の間にか両脚を逞しい肩から下ろされて、孝子は
圭太の胸にしがみ付いていた。
失神している時間は、ほんの30秒か40秒ぐらいの短い時間だったようで、それでも
まだ太い剛直が肉体の中には留まっていた。
圭太が孝子の顔を両手で挟んで上を向けた。孝子の瞳は濡れていた。
『女の眸だ』と圭太は思った。『こんな情感の篭った眸は久し振りだ・・』と思った。『
もうこの男を、いや女を放したくは無い』と考えた。
圭太が顔を近づけると、孝子は自分からその唇に吸い付いて来た。
身動きをしたためであろうか、“ズルリ”と放出して幾らか柔らかくなった砲身が、孝子
の肉体から出ている。
「アッ」唇が開いて、孝子の悲鳴が小さく聞こえたようだ。(続く)
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