小説 舞の楽園 ( 粕谷整形外科病院 )
- 2021/04/28
- 22:52
粕谷整形外科病院 - < 27 >
「アッ・・・」
孝子の声は口を付けている君枝の膣内に吸い込まれて、小さくくぐもって聞こえている。
白い躯が上に捲くれ上がって丸くなった。
「圭ちゃん。我慢が出来ないのだったら、出していいわよ。孝子もそれを望んでいるの
だから・・・」
孝子の出す体液でヌラヌラとした圭太の赤黒い砲身が高速で出入している様を見ていた
君枝が許可を出した。
君枝に言われるまでも無く、圭太は最初からハイピッチで白い尻を突いている。もう我慢
の限界だった。君枝の見ている前で放出をすると言った恥ずかしい気持ちは何処にも存在
しなかった。
「ウ~ンッ。出すぞ!孝子。出るぅぅ・・・」
あんなに高速で前後に出入していた圭太の腰がピタリと止まり、孝子の腸内の1番深い
ところでドバッと弾けた。
「あううっ・・・わたしも・・・逝くぅぅ・・・」
何時もよりは大量と思える精液を浴びたような気がして、孝子も叫んでいる。四つ這いの
孝子の小さく白い包茎からも透明な液体が下のジュウタンまで糸を引いていた。
「逝ったのね。圭ちゃん。流石だわ!孝子を逝かせるなんて・・・」
激しい放出の後で呆然と余韻に浸っていた圭太は君枝の感嘆の声で我に返った。
獣の行為を第3者に、特に姉のように思っていた君枝に見られてしまったことを、圭太は
80%の羞恥と20%の隷属心で味わっていた。『もう君枝には頭が上がらない』と感じ
ている。
「圭ちゃんが孝子を姦している姿を見ていたら、わたしも姦りたくなってしまったわ。
圭ちゃん、もう1度出来るでしょう?」
気をやってグッタリとした孝子を太股の間に挟んだまま、君枝はそう言った。圭太が犯し
ている姿を間近に見ていて、淫虐の血が騒いで来たようである。そう言った君枝の顔は
蒼く澄み渡っているようだ。
「圭ちゃん。洗っていらっしゃい!シャワーを浴びて綺麗に洗ってくるのよ!」
圭太が頷いたのを見て、命令口調になっている。
『圭太は父親の前医院長よりも男根が大きいわ。それに・・・彼より強そうだわ。わたし
を楽しませてくれそうね・・・』と君枝は思ったのだ。
『圭太の父親には君枝自身も遠慮があって、その性癖を隠していたところもあったのだが、
弟分である圭太には遠慮は無用である・・・』と思ったのだ。
人間と云うものは誰でもSかMの気質を持っているものだと、君枝は思っている。
『圭太はノーマルな人間だと思っているようだが、父親よりもMの気質が勝っている』と
君枝は考えていた。
『ここでは圭太をパートナーとして孝子を責めてやろうと考えていたが、自分の我を通して
Sの女王様として振舞った方がいい・・・』と判断したのだ。『旨く行けば、自分に奉仕
をする奴隷を2匹てに入れられるかもしれない・・・』と思ったのだ。
勿論、圭太は孝子の上の身分にして圭太にも満足を与えて、マゾオンナの孝子も自分も
満足をする』と言った構図である。
孝子の肛門に放出してもなおカチンカチンの状態を保ったままの剛直を左右に振りながら
浴室に消えた圭太の尻を見ながら君枝は考えたのである。(続く)
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