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小説 舞の楽園 ( 粕谷整形外科病院 )


    
        粕谷整形外科病院 - < 29 >

     < 君枝女王様 >
  シャワーを浴びに行った圭太が戻って来た。
圭太の男根はシャワーを浴びている最中から、君枝と姦れるとの期待に、1回放出した
にも関わらずにカチンカチンに膨張していた。
「隠さなくっても。いいわよ。圭ちゃん。あなたは雄でしょう? その大きなものを
隠すなんて・・・可笑しいわよ・・・」
1人はベッドの上にシドケナク横たわっていて、1人は床のジュータンの上に脚を崩し
てペタンと女座りしている2人の女の視線を感じて、直も剛直を立ててしまった砲身を
恥らうように手で覆った圭太に君枝は言っている。
君枝は「圭太との昔の関係を復活させたい」と云うように、先程からワザと『圭ちゃん』
と呼んでいるようだ。
『今は院長である圭太の肩書きを無視して、昔の自身に戻って弟として振舞いたい』と
云う気持ちの現れであろう。
圭太はその淫美な雰囲気にすっかり飲み込まれてしまっている。

 「圭ちゃん。わたしを抱く気がある? あなたと孝子のSEXを見ていて、わたしも
濡れちゃったわ。抱きたかったら抱いてもいいわよ・・・」
健康そうな色をした太股を開いて盛大に繁った陰毛を惜しげもなく晒して、君枝はベッド
の上に仰向けになった。
黒のペチコート1枚の半裸の君枝の陰毛は毛羽立って猛々しい。
圭太はそれを見て、今まで女断ちをしていた経緯など忘れたように、君枝に近づいていた。
圭太の女好きの気が持ち上がったようだ。
「わたしを圭ちゃんの太いもので、満足させてくれる・・・?」
ちょっとハスッパな君枝の言葉である。年上の女の余裕と言ってもいい。
以前は父親の愛人であったこの年上の女を抱くことは少しばかり抵抗はあったが、女から
こんなに露骨に迫られたことの無かった圭太は逆に興奮して抱きついていた。

 君枝は、男を征服しているような体位の騎乗位が好きだった。
いつも最初に男と姦の時は、最初だけは男の好きな体位で犯させるが、「今日は圭太に対し
てはどうしても主導間を取りたい・・・』と思っている。
抱き就いて来た全裸の圭太のピンピンに勃起をした男根を握り、君枝は身体を入れ替えて
上になった。
圭太は以前の粕谷整形病院の狭い院長室のソファーの上で、父親が仰向けになって君枝の
騎乗位を受け入れているのを見たことを思い出していた。
高校生であった圭太は始めてSEXを覗き見て衝撃と共に美しいとさえ思ってしまってい
る。
多感な高校生であった圭太は、その後4~5度も覗き見をした。
ある時に君枝と目が合ったこともあったが、君枝は平然とその行為を続けていた。
翌日、君枝と会った時には君枝は何時もの君枝であり、「行っていらっしゃい・・」と見
送ったのである。
圭太は年上の女は初めてだった。君枝の取りたい体位を取ることには異存はない。気後
れをしていたのだろうか・・・?(続く)

 
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