小説 舞の楽園 ( 或る人生 )
- 2021/07/18
- 00:25
或る人生 < 45 >
なにしろ、林さんの男性自身はわたくしに深い深い陶酔感をもたらしてくれたの
でございます。
「えっ・・いいのかい・・?本気にして・・も?」
熊さんは真面目な眸をして覗き込みます。
「ええ・・貴方はこんなわたくしの為に・・そう足掛け6年間も、とっても優しくし
てくださった・・わ。貞子は・・とっても嬉しかったのよ。今度は・・わたくしが・・
ご恩をお返ししなければいけない・・わね。きっと会長さんもそれを望んでいらっし
ゃるのではないかしら・・」
「こんな・・わたくしで良かったならば・・可愛がって頂きたいのです」
全裸のままベッドの上で正座をして、深々と頭を下げておりました。
「折角、道が通ったのだから・・毎日通さないと、路が塞がってしまう・・」
林さんはそうおっしゃって、毎晩のようにわたくしのマンションへいらして、わた
くしを抱いてくれるのでございます。
林さんは武骨1辺倒な方だと思っていましたが、なかなか面白いことをおっしゃる
方だと、わたくしは再認識をした次第でございます。
第1回目の交接で裂けなかったとは云え毎晩のように求められて、わたくしのオマ
〇コは腫れ上がって、肛道も塞がってしまいまして、痛くって痛くって死にたいと
思ったほどになってしまったのです・・
交接が終わってからも、何か痺れたような感じでした。
唯一、その感覚を忘れさせてくれるのが、巨大でそして長さも長い林さんの男性自
身で、オマ〇コの奥まで突かれて掻き回される時でございましたのよ・・
そして・・その最後の瞬間には、余りの素晴らしい感覚にわたくしは必ず・・と
言っていいほどに失神しておりました。
その至福の時間が無かったならば・・熊さんとは一緒には居なかったと思います
ことよ。
熊さんはその巨根故に独身でしたの・・
わたくしのマンションが会社に近いこともありまして、そのうちに半同棲と云う
形になったのでございます。
わたくしのお部屋にも会長さんの思いでの品がありましたが、それも徐々に消え
て行き、林さんの大きなものが増えて行くのです。
わたくしは思い出の荷物が消えてゆくごとに寂しさを感じていますが、それも
仕方のないことでしょう・・ね。
「そんなことは・・どうでもいい!熊さんとの夜の性活は如何なっているんだ
・・それを早く話せ・・」
・・ですって?恥ずかしいです・・わ。でも・・お話いたしますわ・・
会長さんがご存命の時は、あんなに謹厳実直でSEXのことなんて関心はない
と言うような方でございましたが、やっぱり男の方なのですわね。本当にSEX
が好きなのでございますのよ。
そして・・チョビッとですが・・と思いますが・・Sの気もあるようでございま
す。
それもこれも・・わたくしのこの肉体と精神が男の方をSに駆り立てるようで
ございます。(つづく)
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