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小説 舞の楽園 ( 一目惚れ‥相思相愛 )


        一目惚れ・・相思相愛   { 15 }
    「ようしっ・・突き殺し。いや・・滅茶苦茶にしてやる・・ぞ!」
 前の奥さんを姦り殺した・・と思っている熊さんは一瞬言いよどんだが、昌子を抱いた
 まま砲身を抜かないで、体位を入れ替えて上になっている。
 そして、力が回復した剛直を昌子の体内に突き入れている。
 「アッ、アッ、アッ。いいわッ。いいわヨ・・素敵だわ。アア・・昌子またイチャウ」
 熊さんの逞しい肩に掛けられた白い両脚がピンと伸びて、オマ〇コからはグチュ・グチ
 ュと音がしていた。
 「あなた。昌子、イクわ・・イッてもいいですか・・?アア、イク・・イク、イクわ」
 「昌子。俺も・・だ!一緒に・・イこう」
 昌子の鳴き声は哀愁に満ちている。その声を聞いている熊さんは耐えられなくなって
 しまったようだ。
 “バシィ。バシッ”
 肉棒から肛門にまたまた激しい迸りを感じて昌子は昇天した。小さな男の印から透明
 な液をタラタラと流している。

 「俺も昌子が好きだ!大好き・・だ。昌子、一緒に暮らそうよ・・一緒に暮らして毎
 晩愛し合をうよ・・」
 エゲツナイことを平然と言う熊さんである。熊さんは嬉しくなると、ちょっとだけ
 意地悪になるようだ・・
 放出したばかりの男根を昌子の肛門に残したまま、身体を倒して昌子の躯を抱き抱え 
 て口付けをしている。
 「アッ・・」
 放出して幾らかだが縮んだ砲身が熊さんの身じろぎによってスルリと抜け出した。
 ティッシュを精液が滲み出るアヌスに当てた昌子が愛おしいものに口唇を預けていた。
 その様子も、新妻のように愛おしい・・と感じている熊さんであった。

   
    ( 6 )工務店の皆
  「ここで・・いいかね・・?」
 翌日は熊さんの工務店が始まる前に家を出て、会社に送って貰った昌子である。
 今日は会社に辞表を出す積りになっていた。一身上の都合と云う便利な言い訳を書い
 ている。
 熊さんの工務店には『熊さんのところに嫁に来た女だ・・』と云うことに昌子はした
 かった・・
 奥さんになる為には、化粧を覚えて練習しなければならないし、家事も料理も覚えな
 ければならない・・と昌子は思っている。
 それに・・散らかっている工務店の2階も片付けようと思っている。
  
3年前に死んだ母親と一緒に住んだアパートを引き払って、熊さんのところへ身一つ
 で引っ越したのは1か月後であった。
 その1か月の間に、女性ホルモンの投与を受けて、お化粧も勉強した。(つづく)



















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