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小説 舞の楽園 ( 一目惚れ‥相思相愛 )


        一目惚れ・・相思相愛   { 20 }
   脱衣所の大鏡の前で、湯から上がって白い裸が薄いピンクに染まった昌子の身体を
 何時の間にか用意したのであろうか・・熊さんが全裸の昌子を立たせて、首にロープを
 掛けている。
 紫の綿ロープは膨らみ始めた胸乳の上下で瘤を作り、真っ白な股間に廻り、昌子の小さ
 い包茎の男の印を挟み込み、、大きく盛り上がった深い尻の割れ目に消えている。
 身体の後ろから首に戻して、それを振り分けて胸の縄に通して止めた。
 これは・・亀甲縛りと言うのだそうだ・・
 別の縄で乳房の上下にも2つ折りの縄を廻されて止められた。
 手足は自由だが、お尻の割れ目に食い込んだ縄が絞られてチョット息苦しい。
 女性ホルモンで膨らんで来たお乳は縄の間から引っ張り出されて、前方に飛び出してい
 る。

  「ホラッ・・昌子。見てご覧!綺麗だよ・・」
 初めての、いや前の奥さんも含めて2回めの縄掛けにしては熊さんの縄掛けは上手だ。
 昌子は鏡に映った自身の縄掛けされた姿を見て、美しい・・と思った。
 「恥ずかしいぃ・・でも・・綺麗だわ。わたし。本当にあなたに会えてよかたわ・・」
 昌子はウットリと呟いていた。
縄化粧の上に浴衣を右前に羽織り、襟を後ろに引いて昌子は帯を胸高に締めた。
 小柄で女顔の昌子には浴衣が映えている。
 首に廻された紫の縄を隠して、ロープで縊り出された胸乳を浴衣で隠し、パンティも
 履かずに股間縄だけで部屋に戻った。
 階段を登る時の股縄が擦れる感覚に座り込む1歩手前だった。

  部屋に戻ると、宿の女将が夕食の用意をしていた。
 「ここの女将に昌子の縄化粧の姿を見せてやろうか・・な」
 酒を飲み山菜料理を突きながら、女将を相手に冗談を言っていた熊さんが、酒を取り
 に行った女将が座を外している隙に昌子に呟いた。
 「エッ。イヤッ・・嫌です。イヤ、イヤ・・」
 縛られていることが、何時女将にバレるのではないか・・と箸も進まなかった昌子は
 仰天した。そして真っ赤になっている。
 しかし・・本当にそんなことをされたら・・と思うと興奮して来て、無毛の小さな男
 性が起って来た。
 昌子のM性は段々と強くなっているようだ・・

  「昌子。愛しているよ!さあ・・縄で縛られた身体を見せておくれ・・!
 女将が膳を下げ布団を並べて引いて出て行った後、部屋の照明を全部点けて、昌子の
 来ている浴衣を剥ぎ取りながら熊さんが言う。
 「俺は前の女房にはSMを仕掛けなかった。あいつはちっともMの気が無かったから
 な・・。そこへ行くと、今度の奥さんはMッ気タップリだもの・・これからは俺の
 流儀で毎晩可愛がってやるからな・・」
 「明る過ぎるわ・・もっと・・暗くしてくださいまし。それに・・そんなに奥様のこ
 とを悪く言うものじゃなくってよ・・」
 けれども・・昌子は嬉しくってよ・・。これからも宜しくお願いいたします・・」
 浴衣を剥がされた昌子は無駄毛の全く無い白裸を朱に染めながら、布団から降りて
 正座をして熊さんに頭を下げている。

  縄で括られて大きく膨らんだ乳房と無毛の股間に沈んだ紫の縄が美しい陰影を刻ん
 でいた。
 夜は今、始まったばかりであり、昌子は幸せであった。(完)




















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