部長は俺の恋女房 { 49 }
俺の左側に回り込んでベッドに上がった玲子の白い身体は、ここのところ毎日摂取
している女性モルモンの影響でよりフックラとして来ている。
『もう玲子は男姿では会社に出られなくなる日も近いな・・』と俺は再確認をした。
「玲子を俺のオンナとして、否、俺の女房としてデビューさせる日も近い・・」と俺は
思ったのだ・・
その夜は、床に敷いた布団の上では出来ない体位をいろいろと試したものだ。
例えば・・ベッドに仰向けに寝かせた玲子をベッドの端まで引っ張って、脚を上にVの
字に開いて、サイドに立った俺は貫いてやっている。
この体位だと、玲子の大きめのクリも立っている俺には見ることも出来るし、自由に嬲
ることも出来るんだ。
玲子は久し振りに白く透明な液体を放出していた。余程感じたのであろう・・
従順な女になった玲子に対して、体位のバリエーションを付けて4度も放出していた。
<会社の退職 >
俺と出会って女になった玲子は愚痴こそ零さないが、毎朝男の姿に戻って会社に
行くことに苦痛を覚えるようになって来た。
『いよいよ。「会社へ行かなくってもいいよ・・」と言う時が来たようだな・・』と俺
は思った。
「玲子。俺の嫁さんになってくれるかい・・?24時間女となって、俺の帰りを待つ女
になってくれるか・・・?」
朝、何時ものように一緒に通勤する車の助手席にチョコンと座っている玲子に切り出
したのだ。
このような言葉は、デートの時に話すのが普通であろうが、何気ない風を装っているが
本当は辛そうな玲子を見るのは忍び無かったのである。
家でも話せたが、『玲子は泣き出してしまうのではないか・・』と恐ろしかったのである。
「これは・・プロポーズだと思ってくれ!俺はお前をもう男だとは、これっぽっちも
思っていない・。素敵な女性だと思っている」
前を見て運転しながら続けた。
俺はシャイな男なんだ・・!とても「愛している」とか「結婚してくれ・・」なんて、目
を合わせながら面と向かっては言えないんだ・・
「いいの・・わたしみたいな男女で・・しかも、お婆ちゃんよ。でも・・嬉しいわ。あ
たし・・」
俺が頷くと「嬉しい・・」と言ったきり、それ以上は言わない。・・と言うより、言えな
かったのである。悲しみでは無く喜びで胸が詰まって、結局は泣いてしまったのだ・・
「泣くなよ・・。涙を拭けよ・・」
俺は女の涙には弱いのだ。こんなことを言うと泣かれる・・と思って、朝の出勤の時間
にしたのは正解・・だと思っている。
片手でハンドルを支えながら、片手でダッシュボードを開いて、黄色いタオルを取り出
して、大粒の涙をポロポロと零している玲子に渡してやった。
「はい・・」
しゃくり上げながらタオルを受け取った彼女は顔を拭いている。
「そんなに・・悲しかったのか・・?悪いことをした・・」
「ううん・・もう、意地悪なんだから・・嬉しかったのよ。あなたに言われて・・つい
涙が出てしまったのよ。変ね・・」
背広を着て、ネクタイを締めた男がそう言うとお笑いのようだが、本当に玲子は泣いて
いたのだ・・(つづく)
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