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小説 舞の楽園 ( 変身 { 経理部長の桂 } )


     変身( 経理部長の桂 )(3)
 それもこれも、伸介が以前付き合っていたソープランドに勤めていたと
云う女から教えられたことを、この経理部長に伝授したものである。
この3ヶ月かんに、桂はこうすると伸介が喜ぶことを教えられてそれを実
行に移していたのだ。
その間にも、柔らかな唇が笠の縁を優しくしごき、長い舌が笠に、竿にと
絡み付いて吸っていた。
舌の動きがさほど激しくは無いのに、密着間が耐まらなく気持ちいい。
それは、桂独特の舌裁きであり、今まで伸介が付き合った女には無いもの
である。
やっぱり男でなけりゃ、男の性感帯は分からないだろうなと伸介は考えて
いるところであった。

 「桂!」
伸介の身体中を這い回っていた桂の舌の動きが一瞬止まった。桂は「ハイ
」と返事をしたようだったが、舌を肉径に纏い付かせているので、「ファイ
」と聞こえている。
「桂。いっちゃうよ・・」
伸介はプロの女に言うように言った。
舌の動きが今度は激しく動き出した。伸介は荒い鼻息を漏らしながら、
丸裸のままに跪いている桂の女のように白くて肉厚の肩を強く掴んだ。
笠の縁が益々むず痒くなって、笠の根元で樹液の滴りが溢れてグチュ
グチュッと音がしている。もう、我慢が出来なかった。
「んっ、・・ん」
樹液の塊が肉柱の坑道を猛烈な勢いで駆け上がって、丸めて被せられた
舌を通ってストレートに桂の喉の奥に入って行く。
桂は伸介の樹液を喉に溜めずに飲み込んでいる。
ドク、ドク、ドクと噴出は3回、4回と続いた。
それから桂は弄っていた指の動きを止めて、左手で笠をきつく絞り上げ
た。笠の先端から坑道に残った精液が滲み出て、ねっとりとした舌が口
の中に零れた精液を吸い取るのが分かった。
それが終わると、桂は肉柱から口を退けて満足そうに微笑むと立ち上
がり、白い艶っぽい背中を見せて蛇口を捻っていた。
樹液の残照が残った口を濯いでいた。
荒い呼吸を続けながら、ソープのプロの女のようなテクニックを施した
桂の背面を、伸介は呆然とした思いで見つめている。
こうして見つめると、女でも顔負けするほど色が白く、そして、首から
下には1本の無駄毛も無かった。
桂の体毛は、伸介が4回目に桂をホテルに連れ込んで犯した晩に、1本
残らず剃ってしまった名残である。
「お前の白い身体には体毛なんか似つかわしく無い!毎日剃っておけ!」
元々薄い桂の体毛を剃り、デジカメで桂の恥態を色々な角度から撮影を
した伸介は言っていた。3ヶ月前のことだった。
それ以来、3日に揚げず桂を抱いていた。
自分で自分の体毛を処理を欠かさないでいる桂は、自分が少しマゾであ
ることを実感しているようだ。
そして何よりも、マゾ女として伸介に可愛がってもらうことを熱望する
ようになっていた。
今や桂の身体は男の精液が入って来ているせいか、このところ一段と
白さが増して、背中からお尻に掛けてのラインは丸くなって、ヌメ光
るような白さになって来たと、伸介は見ていた。(続く)
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