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小説 舞の楽園 ( 変身 { 経理部長の桂 } )


         変身( 経理部長の桂 )(24)
 桂が今まで家の中では丸裸で過ごしていたのを聞いた伸介は、その習慣を続ける
ように言った。ただし、綺麗にお化粧をしてからと云う条件をつけたのだ。
会社から帰ると、桂はますシャワーを浴び、浣腸と首から下の剃毛を済ませる。
それから、丸裸で妻の残してくれた三面鏡に向かってお化粧をするのである。
それが済むと、全裸のまま伸介の為にお風呂を沸かし、夕食の用意をする。
終わると、伸介が帰って来るまで丸裸の裸身のまま、鍵は掛かっていない玄関に
正座をして待っている。
伸介の足音が聞き分けられるようになった。
4回のブザーの音と共に、伸介が帰って来た。
「お帰りなさいませ」
伸介が玄関を入ると、ウィッグを冠って綺麗にお化粧した桂が頭を下げていた。
身体を起こす桂の下腹部には恥毛が無い、それどころか、伸介から良く見える
ように膝は80度に開いているのだ。
「お食事になさいますか?それとも、お風呂になさいますか?どちらも既にご
用意は出来ております・・」
「風呂に入ってから食事にしよう!そして、今日は巨人・阪神戦を見ながら
セックスをしよう!阪神が勝ったら桂を2度は喜ばせてやる!」
阪神ファンである伸介は阪神のテレビ中継があるとご機嫌がいい。そして、勝った
ときはもっとご機嫌が良くなることを桂は知っている。
“パチン”と立ち上がった桂の白い大きくなったお尻をたたいて、もう、歩き
ながら背広を脱いでいる。
脱ぎ散らかした洋服をハンガーに掛けて、ワイシャツや下着を洗濯機に入れて桂
が頭にタオルを巻いて浴室に行くころには、伸介は温まってお湯から出る時である。
桂は伸介の全裸を素手で丁寧に洗う。伸介は何もしない。
特に、その男根は石鹸を付けた掌で良く洗い、そして、口と舌を使って綺麗にす
るのだ。
それは、自分を喜ばせてくれる物への桂の感謝の気持ちであった。
「桂。そこに両手を突いてケツを突き出せ!」
伸介は、今日は巨人・阪神戦をテレビで見ながら桂とセックスをしようと思って
いたが、桂の舌が余りに快楽を与えるので、ちょっと桂に喜びを与えたくなって
いた。
「はい」
桂にして見れば望外の喜びである。
真っ赤に成りながらもイソイソと湯船に両手を突いて、真っ白で毛が1本も無い
ここのところ1段と大きくなった尻を突き出している。
伸介の巨大になった大砲がそのお尻の中心を狙った。

 その夜は阪神が大勝したので、ご機嫌の伸介は久し振りに3回も桂に挑んで、今
放出したところであった。
「あなた・・」
伸介の左腕を枕にして取りすがっている桂が、思いつめたような表情を作って
言った。(続く)
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コメント

ステキです。

舞様、続きを楽しませていただいています。

最初の頃に書かれた作品とのことでしたが、やはり、想いが込められていて、素敵な愛の作品です。
すっと、お話しが頭の中に入ってきます。

No title

 いつもお読みいただいてありがとうございます。
初期の作品で内容が幼稚ですね。
お褒め頂いて厚顔の至りです。

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Author:舞
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