小説 舞の楽園 ( 大人のオモチャ屋で・・)
- 2021/12/07
- 23:23
大人のオモチャ屋で・・(2)
「新しいバイブを、綾のオマ〇コに入れときたいのよ。卵型のバイブをね」
京ちゃんは女言葉で優しそうに言います。
優しく言った後の怖さは知っている筈ですが、その優しさはわたしには嬉しいの
です。
もちろんわたしは卵型のバイブが、この世にあるのは知っています。しかし、そ
れを大人のオモチャ屋さんに入って買うことは・・抵抗があります。
だって、わたしが使うんだと言うことが・・恥ずかし過ぎることを分かっていま
す。
「愛しているのよ、綾を・・・綾だって、僕が好きなんでしょう?」
わたしのピアスを付けた耳たぶを舐めるように、京ちゃんは小声で続けます。
京ちゃんから「愛している」何て云う言葉を聴いたのは初めてのような気がしま
す。
正直云って、わたしはゾクッっとしました。
下腹部の男の象徴が勃ってきて、京ちゃんにいつも舐られている秘口に粘こい
ものが溢れて来るのを覚えています。でもその一方では、京ちゃんに空恐ろしい
ものを感じていたのです。
京ちゃんはわたしよりも30歳も年下の、中年を過ぎたわたしから見ると男の子
なんです。
その男の子がわたしをいたぶりたいだけいたぶるだけでなく、甘い言葉を呟いて
中年男のわたしを動揺させているのです。
言葉だけにしろ、もうアメとムチを使いこなせるようになっているのです。吃驚
しないほうが可笑しなものなんです。
もっとも、そう云う風に仕向けたのはわたしです。
この半年間で、女言葉を話し、わたしを嬲るように仕向け、女装したわたしのアナ
ル(わたし達は綾のオマ〇コと呼んでいます。)を貫いてくれるように、わたしが
仕込んだのです。
だから吃驚するよりは、本来ならば喜ぶべきことなのかも知れません。
「バイブを買いなさいよ。そうしたら、思い切り嬲って上げるわ。綾のオマ〇コが
真っ赤に腫れ上がってしまう程にね・・」
「ああーっ、・・・で、でも・・・」
綾のオマ〇コと云う捻り語がわたしの女としての官能を、いえ、京ちゃんのマゾの
奴隷に落ちてしまったわたしの空想を擽るのです。
わたしは次第に息を弾ませ、荒げながら、26歳のわたしのご主人様(わたしの女
王様と云ったほうが宜しいかしら?)のほうを見上げました。(続く)
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