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小説 舞の楽園 ( 大人のオモチャ屋で・・ )


     大人のオモチャ屋で・・(6)
 わたしは恥ずかしくって恥ずかしくって、後ろを向きたいのですが、後
ろを向くと両腕に掛けられた手錠が見えてしまうので向くことが出来ませ
ん。
わたしは前かがみになってドレスの膨らみを隠していますが、もうすでに
バレていたようです。
店員さんがしゃがんでいる間に京ちゃんが囁きました。
「ずーと、オマ〇コに突っ込んでいても、大丈夫ですよねって聞きなさい」
もちろん、わたしは首を強く振りました。
「言わなきゃ、もう会わない」
「えっ!」
「いいの?」
「・・・解かったわ・・」
仕方なくわたしは小さく呟きました。
わたしが京ちゃんに溺れていることを知っていて「もう会わない」と言って
いるのです。わたしに取っては、それは脅迫と云うより拷問に近いものなの
です。
違うバイブを手に立ち上がった店員さんの前で、最も使いたくない女性器の
名称を口にしておりました。それも男のわたしには、その女性器を代用とし
ている名称なんです。
羞恥がわたしの中で一気に爆発して、その女性器の代用がいやらしい匂い
を立てて、焦げるのではないかと思いました。
いや実際に、その匂いにわたし自身の下腹部の無毛の小さな男性器は角度
が上がっていたのです。
店員の若い男の人は一瞬目を丸くしましたが、わたしが変態だと、否変態
女だと理解したのでしょう。すぐに淫らな笑みを浮かべて京ちゃんのほう
に向き直りました。
「そうですよ。これはずーとオマ〇コに突っ込んで置くために作られたバ
イブなんですよ。ここにあるラブオイルを垂らして、奥まで捻じ込んで、
スッポリは入ったら、こうしてスィッチをONにするんです」
卵型のバイブの振動部を持って、若い店員さんはスィッチを入れました。
とたんにバイブは動き出し、唸りを上げて男の手の中で動き回りました。
(続く)
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